5月15日、以前病気のため手術した父親の年一回の検診結果を、奈良県天理市にある公益財団法人天理よろづ相談所病院「憩いの家」の専門医から説明いただきました。ここは、天理教本部にも近く、東洋有数の病院と言われてきて本院815床・分院186床の合計1,000床程度の比較的大きな病院です。父親はまだ83歳で元気ですが、人間75歳を過ぎると身体的な弱さが出てくるものらしいです。毎日散歩と日経新聞を読むのが日課で、私が新しい本を出すたびに喜んでくれていて、部屋には私の著書専用の本棚を設けています(笑)。私は奈良駅にほど近い実家(私が育った家)に年何回か帰りますが、暫く帰れない時が続くとさびしいのか、電話がかかってきます。私が子供のころは笠置(かさぎ)の川(京都府相楽郡)で一緒に泳いだことや、幼稚園のころから毎朝村内(三重県阿山郡)をマラソンしたりしたのを思い出します。父親が元気なうちに顔を見せておきたいと思い、時間を調整してなるべく奈良に帰りたいと思います。(画像は天理よろづ相談所病院「憩いの家」外来専用棟。) HGH

カテゴリー: 人生, 医療福祉, 奈良 | コメントは受け付けていません。

5月14日午後、長崎市役所で長崎近代化遺産研究会企画による「長崎県近代化遺産めぐり・夢の遺産」(長崎新聞社刊)の発刊記者会見を行いました。記者からは、「世界遺産登録との関係」などを聞かれましたが、長崎近代化遺産研究会は、長崎県内の近代化遺産の研究、県民への啓発、観光への活用等を目指している団体なので、世界遺産登録とは別のものとして活動してきたことを説明させていただきました。また、「活用しながら保存するという発想」についてもご理解いただけたと思います。この書籍は戦後類書がなく、「日本の産業革命を支えた長崎を描いたガイドブック」として、高校生・大学生や観光産業・観光客の方々に読んでいただきたいと思います。(画像は長崎市役所で。㊨宮川雅一同研究会会長、㊧菊森淳文同研究会理事。向かい側は奥から、長崎新聞社前田敏弘記者、KTN伊賀透浩アナウンサー(「スーパーニュース」キャスター)。) Electronic Cigarette

カテゴリー: 街作り, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

5月12日夕方、長崎ブリックホールで開催された「大島ミチルスペシャルコンサート」に参加しました。大島ミチル氏は長崎市生まれで、NHK大河ドラマ「天地人」、NHKスペシャル「生命40億年~はるかな旅」、NHK朝の連続テレビ小説「あすか」等のテーマ音楽も作曲した世界的作曲家です。今回世界初演となった合奏協奏曲「五大陸のコンチェルト」を聞いて、作曲家大島ミチル氏のグローバルなスケールの大きさを感じました。これは、五大陸のそれぞれを違った楽器で表現するものです。コンサートで私が最も驚いたのは、演奏家のレベルです。ピアノ:エリアンヌ・レイエス氏(ブラッセル王立音楽院ピアノ教授、ヨーロッパを代表するピアニスト)、バイオリン:エリック・ラクルー氏(パリ・オペラ座オーケストラスーパーソリスト)、ビオラ:ピエール・レネー氏(パリ・オペラ座オーケストラスーパーソリスト)、チェロ:シリル・ラクレー氏(パリ・オペラ座スーパーソリスト)の演奏技法が素晴らしいものでした。第一部で、鳥の歌(カタルーニャ民謡)の生演奏を久々に聞きました。また、第二部のオーケストラ九州交響楽団の演奏も秀逸で、満足のコンサートでした。終了後、長崎ケーブルメデイアの川瀬隆史社長にお誘いいただき、大島ミチル氏や演奏家・歌手・長崎ケーブルメデイアの方々と出島ワーフ・Red play online blackjack for fun Lanternでの食事会に参加させていただきました。今回のハイレベル企画の背後に多くの方々の努力と三年間にわたる準備があったことが良くわかりました。(画像は夜の長崎港。2013年2月撮影。)

カテゴリー: エンターテイメント, 長崎 | コメントは受け付けていません。

5月11日夜NHKで番組「メイドインジャパン・逆襲のシナリオ」を見ました。マツダの開発・製造連携による「一括企画」、パナソニックの「事業部制」への回帰と「カンパニー制」の導入、京セラの「アメーバ経営」と「職責と給与の別決定」など、大企業が市場適応するための組織改革が前半で取り上げられました。大企業が直面する組織問題は、振り子のように、時代とともに「集中と分散」の間を振れます。後半では、中小企業連携による「京都試作ネット」や東日本大震災の被災地でのドーム型施設での「野菜工場」ドリームチームなど、中小企業の挑戦が取り上げられていました。大企業・中小企業とも「ジャパニーズ・ブランド」がグローバル市場で価値を持つ基本であること、大手家電を始め、日本の製造業が揺らいでいるのは、「市場」の声を聞かずに技術指向で商品開発を進めてきたことなどが指摘できると思います。「現場主義」に立った製品開発と、「市場の変化」への迅速な対応ができれば、日本は「物作り」でまだまだ成長できると思いました。11日の日経新聞に書かれているように「円安になっても製造業の海外移転が進む」ということも事実ですが、日本の製造業が真にグローバル企業に成長するためには、避けて通れない道だと思います。「ブランド=世界に通用する信頼性」が、製造業の基本だと考えます。(画像は、文章と関係ありませんが、現在開催されている長崎新聞社薔薇展。) online pokies game

カテゴリー: 世界日本経済, 経営 | コメントは受け付けていません。

14

「長崎県近代化遺産めぐり・夢の遺産」(企画:長崎近代化遺産研究会、発行:長崎新聞社)が出来上がり、発刊を記念して5月14日午後、長崎市役所で宮川雅一会長と私とで一緒に記者説明させていただきます。石炭産業・造船業を柱とした長崎県の産業の近代化が日本の近代化を形成して、現在の産業の基礎を作りました。これと相俟った、都市インフラ(上下水道・橋梁など)・鉄道・防衛施設などの建造は、長崎県が日本全体に大きな影響を及ぼしたもう一つの近代化の足跡です。重要なことは、これらの背景となった思想や支えた技術をいかに正しく次世代に伝えていくかだと考えます。この本では、ユネスコ世界遺産候補「九州山口の近代化産業遺産群」の構成資産についての比較的詳しい紹介もしています。また、これまで余り取り上げられてこなかった、壱岐・対馬を中心として所在する「防衛」関連遺産を紹介することにより、教会群と並んで、離島振興に役立てることができると思います。全国的には「軍艦島」人気が先行していますが、「知られざる長崎県の近代化遺産」の奥の深さを知っていただく絶好の機会だと思います。また、7月以降、同書の上梓を記念したシンポジウムを企画したいと考えています。(画像は、長崎外国人居留地建設時の長崎港。居留地では、舗道・土地区画・波除けの石柵も設けられ、西欧的な都市計画に沿った街が整備された。)

カテゴリー: 街作り, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

NBC

5月15日・22日の二回にわたり、NBCラジオで「自立する離島を作るには」と題してお話しさせていただきます。過去の長崎県内離島・全国の主要離島の統計データ解析と事例調査から、離島の経済を良くするためにはどうするべきかを考えます。また、実際私が訪問調査した島の事例をご紹介させていただきます。併せて、22日午後1時半から長崎歴史文化博物館ホールにて公益財団法人ながさき地域政策研究所主催で「長崎県離島研究シンポジウム」を開催します。平日でお忙しいとは存じますが、離島ビジネスに関係する方々にとっても有益だと思いますので、おこしください。パネルデイスカッションでは、「離島振興法改正後の離島振興の方向性」と題して、このブログでも取り上げた、白川博一壱岐市長(長崎県離島振興協議会会長)や前田剛氏(対馬市島おこし協働隊事務局)にも参加していただきます。お問い合わせ・出席申し込みは、harada.kohji@think-nagasaki.or.jpまでお願いします。(画像は3月25日・26日に訪問調査した鹿児島県種子島西之表港に停泊中のフェリー。宇宙センターと農業とサーファーの島。)

カテゴリー: 街作り, 観光, | コメントは受け付けていません。

25PT

5月7日午後、長崎で25年度最初の「県産材貿易推進と利用拡大PT会議」が開催されました(長崎県森林組合連合会の八江利春代表理事会長もご出席)。2012年度に①新たな流通システム構築事業、②県産材輸出事業、③国内市場開拓の各分野で、実務的かつ経済的に持続可能な方法での県産材販売増加の見通しが立って来ていると思います。私は、座長として冒頭の挨拶の中で、「これまで、国の「森林・林業再生プラン」を始めとする計画・提言が多くだされてきたが、木材の国際価格の低下・国内のデフレにより、木材価格は1980年を100とした場合、近年50の水準、山元の立木価格は四分の一程度に下落しているという事実がある。今後は、より「経営」に焦点を当てた森林・林業再生が求められる(金沢滋「森林経営者はすでにいない」、速水亨「森林管理の担い手を考える」などの論稿)。今新たに「アベノミクス」の「成長戦略」の中で、森林資源・林業経営をどう位置付けるかが重要。景気循環的な土木・住宅建築ニーズの拡大だけでなく、住宅建築への県産材活用推進、「水」「環境」資源としての評価、木材・森林の健康・バイオへの活用など、構造的な手法が求められている。」とお話しさせていただきました。 Levitra

カテゴリー: 経営, 長崎 | コメントは受け付けていません。

5月5日、長崎歴史文化博物館で長崎の鯉菓子をいただきました。私が長崎・平戸の菓子にこだわり、「シュガーロード(sugar Electronic Cigarette road)」を広域型観光資源として推進してきたのは、出島(その前は平戸)から入ってきた「砂糖」をふんだんに使った料理・お菓子が、当時最高の贅沢として「長崎」の特徴であり、長崎街道を通じて佐賀(小城羊羹などがある)・福岡から京都に砂糖が運ばれたという事実が全国に例のない食文化の伝播方法だと思ったからです(「塩の道」は全国にも何カ所かある)。もちろん砂糖だけでなく、西洋の文物が運ばれました。鯉菓子は、餡を鯉の型で押して求肥(ぎゅうひ)の皮で包んであり、とても上品な甘さです(長崎の菓子は桃カステラに代表されるように、本当に甘い)。(画像は鯉菓子。)

カテゴリー: 観光, 長崎, | コメントは受け付けていません。

5月5日、長崎歴史文化博物館で、長崎の食文化を伝えるために開催された「端午の節句の行事食」を料理研究家脇山壽子先生の解説でいただきました。①飯は「小豆ご飯」(餅米ではない)、②汁は「更紗汁」(ふき・落とし蒲鉾、味噌仕立て)=味噌汁の中に模様のように具が入っているもの、③お煮しめは、ふき、破竹、干し鱈、結び昆布、落とし蒲鉾、④酢の物(省略)、⑤菖蒲酒(省略)、⑥菓子(唐あくちまき、鯉菓子)でした。お煮しめは、「ふ」の字の付くもの(「富」(商人)「武」(士=さむらい)から来た)とすることが多く、破竹は成長が早い、干し鱈は「ふく」とも呼ばれた、など、それぞれ「理屈」があるところが面白いと思いました。行事食はその土地の食材を使う、日本古来の食事で、「縁起を担ぐ」だけでなく、魚・海藻・豆・野菜など栄養学的にも合理性があると思いました(例えば、小豆はポリフェノールや食物繊維が多く、健康食)。なお、南蛮文化・中国文化の影響を強く受けている長崎でも行事食のだしは鰹と昆布から取ります。「地産池消」食でもある行事食は、土地の食文化を伝えるための重要な食事です。また、このような食事をしていれば、肥満からくる癌・糖尿病など成人病も予防できると思います。(画像は、「お煮しめ」、器は亀山焼。)

カテゴリー: 長崎, | コメントは受け付けていません。

5月5日は子供の日。長崎でも川をまたがるように幾つもの鯉のぼりが泳いでいます。私は、長崎大学大学院や長崎県立大学で講義をしてきて、学生が気づかない才能をどう生かすか、引き出して上げるかが大切だと痛感してきました。小中学生・高校生教育は私の専門ではないのですが、fbを通じて先生達から私の「個性教育」についての考え方などについて意見をいただくことも増えてきました。学校経営には企業経営と同様使命(mission)と目標(goal)があって、公的教育であれば、「進学率」や「良い学校に入れる」ことは重要です。特に、学習塾などが相対的に少ない地方では、公立学校が進学に大きな役割を担っていることは言うまでもありません。私は自分の小中学校や高校時代を思い出し、その時代に受けた教育が今も人生に大きな影響を与えてきていることを痛感しています。奈良市立三笠中学校での国語や美術の先生、大阪教育大学付属高校天王寺校舎での数学や生物の先生の話は今でも覚えています。特に高校の「個性的人材」を作る教育は、ノーベル賞受賞者の山中教授を生み出したのだと思います。私も、同じ高校でオペラの練習に明け暮れたのを覚えています。4月30日、長崎県教育庁の方が来られて、シンクながさきが「ながさき離島研究センター」を設置したことを機に、県が進めて来ている「離島留学制度」について意見を求められました。全国に先駆けて実施した、離島で特徴のある教育を行う制度で、五島のスポーツ教育、壱岐の中国語・考古学教育、対馬の韓国語教育の3つです。来られた係長さんの熱心なまなざしを見て、教育行政に携わる方としての純粋さを感じました。そこで、「語学は道具(ツール)で、教育の要は内容」「国際的な人材を育成するという使命を前面に出す」「離島の住民の方々との温かい交流こそ多感な高校生にとって最高の教育」との意見を申し上げました。離島留学制度の目的を明確にし、時代の変化に沿って内容を充実させることで、全国から学生が来る高校になるというお話しをさせていただきました。奈良の片田舎から東京に進学し、社会人生活を送ってきた私にとっても、地方での教育が人生のバックボーンになってきたからです。(画像は暇な時に良く走っていた、東京大学駒場キャンパスのグラウンド。2012年3月3日撮影。) play australian pokies online

カテゴリー: 人生, 経営, 長崎 | コメントは受け付けていません。

1 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 133