コロナ感染拡大の時期こそ「笑い」と「次への仕込み」を

東京都のコロナウイルス感染者数が一日300人近い日が続くなど、重苦しい状況が続いています。このような中、私は長崎から東京へ移動しなければならない仕事で、20名も乗っていないJALに乗った際に、いつも聴く機内番組で、堺すすむ氏の平成26年に収録した漫談を聞いていました。そのテーマが「笑いは糖尿病などの病気を治す」というもので、女性が男性よりも長生きなのは、「笑う」ことが上手からで、笑いと健康との関係を論文なども紹介しながら、取り上げていました(笑)。テレビはしきりに、コロナウイルス感染拡大を報道していますが、オンライン会議を使い、危険地域に立ち寄らず、ひたすら三密を避けて感染に注意しながら、「今こそチャンス」と、前向きに次の展開への仕込みをする人も居ます。昨日マスクを着けて訪問した企業も、大きなテーブルで密を避けながらも、社長が明るく、「人が動きにくい今がチャンス」と考えて、機敏に行動されていました。「笑い」は、免疫力を高め、色んな病気を予防したり、治癒する可能性があるということは聞いていましたが、人間の活動を活発にして、成功に導くことも多いと感じます。いつも参拝する、東京都新宿区須賀町の須賀神社(画像)の大黒天も、でかい腹を抱えて笑っていました。また、コロナ禍で様々な活動が抑制される一方、「書く」仕事の人や、「考える」仕事の人は、本来の仕事に打ち込める最高の環境であることも事実です。JAL機内誌7月号に、作家の浅田次郎氏のエッセイ「ロス空港の大捕り物」が掲載されており、次の下りに、笑ってしまいました。「ひたすら読み、ひたすら書く。これこそが本来の姿なのだと思えば、おのれの日常に、どれほど無駄や余分があったことかと、反省しきりである。」浅田氏でならずとも、「じっと籠って没頭する」時間は貴重です。余りにも楽天的で、アメリカやブラジルのように、感染を広げてしまうことは避けなければなりませんが、日本人はもっと明るく前向きな心で、笑いながら物事に取り組んでもいいのではないかと思いました。(ただし、これ以上、大都市で感染者数が増え続けると、地方から東京には行きにくくなり、東京から地方に行きにくいのも事実です。)

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