25PT

5月7日午後、長崎で25年度最初の「県産材貿易推進と利用拡大PT会議」が開催されました(長崎県森林組合連合会の八江利春代表理事会長もご出席)。2012年度に①新たな流通システム構築事業、②県産材輸出事業、③国内市場開拓の各分野で、実務的かつ経済的に持続可能な方法での県産材販売増加の見通しが立って来ていると思います。私は、座長として冒頭の挨拶の中で、「これまで、国の「森林・林業再生プラン」を始めとする計画・提言が多くだされてきたが、木材の国際価格の低下・国内のデフレにより、木材価格は1980年を100とした場合、近年50の水準、山元の立木価格は四分の一程度に下落しているという事実がある。今後は、より「経営」に焦点を当てた森林・林業再生が求められる(金沢滋「森林経営者はすでにいない」、速水亨「森林管理の担い手を考える」などの論稿)。今新たに「アベノミクス」の「成長戦略」の中で、森林資源・林業経営をどう位置付けるかが重要。景気循環的な土木・住宅建築ニーズの拡大だけでなく、住宅建築への県産材活用推進、「水」「環境」資源としての評価、木材・森林の健康・バイオへの活用など、構造的な手法が求められている。」とお話しさせていただきました。 Levitra

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