NCC(長崎文化放送)がシンクのめぐり合い事業の成果を紹介くださいました

8月29日、NCC(長崎文化放送)の「トコトンハッピー」という朝の番組で、ながさき地域政策研究所(担当:江島)が企画して、放送局に持ち掛けて無償で制作してくださったコーナーを放映してくれました。これは、長崎県のめぐり合いサイトを活用して出会って結婚した若い夫婦をインタビューしてもらうという企画で、第1回目は、長崎県南島原市の農家、松坂鴻晟(こうせい)氏ご夫妻と3カ月のお子さんに出演していただきました。南島原市農業委員会では、農業後継者育成の観点もあり、「めぐり合い事業」を、シンクながさきも協力して進めて来ました。番組の中では、バスツアーでの出会いの場作りや、プレゼントしてもらった映画の券を使って、二回目のデートを行った話など、楽しい話が紹介されました。婚活をされたい方は、長崎県のサイト「ながさきめぐりあい」で検索して、登録してチャンスをつかんでください。松坂さんとNCCに感謝申し上げます。(画像は、NCC「トコトンハッピー」番組内での松坂ご夫妻。)

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大村市まち・ひと・仕事創生検討委員会に出席~人口増加自治体として着々と計画遂行

8月24日午後、長崎県大村市の「まち・ひと・仕事創生検討委員会」(総合戦略)が開催され、委員長として出席させていただきました。これは、外部評価委員会の位置付けで、2025年の人口10万人(2060年には9.8万人に再減少)に向けた計画実施が着々と行われていることが良く解りました。大村市は、出産支援や企業誘致政策で県内有数の市です。委員の皆さんからは、雇用創出・高校卒業生の就職・キリシタン史跡への外国人観光客急増等につき、質問・意見が多く出されました。委員の皆さん、暑い中をごくろうさまでした。産業支援センター長の公募が出ており、27年度は「該当者なし」でしたが、28年度の応募に期待したいと思います(公募資料によれば、月給100万円)。大村市という企業誘致の先進地でさらなる地場産業振興を牽引できる人材を求めています。

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ヒューマンライブラリーNagasakiに出席させていただきました~人間の尊重と相互理解が重要

8月20日午後、ある福祉施設経営者との企画の打ち合わせを長崎市立図書館のカフェIkedayaで行い、「チアシードキウイソーダ」なるものを初めて飲みました(画像。種の粒粒が見える。その横は、チーズケーキ。)。その人によれば、植物の種は体にいいそうです(笑)。その後、同図書館で開催されていた「Human Library(人間図書館)」(2000年コペンハーゲンで始められた仕組みで、人間が本のように、自分の経験を語るもの)に出席しました。人が書籍となって貸し出されるというのですが、一人30分で経験のエッセンスを理解するため、内容は濃く、重かったと思います。僕が出席したのは、義足生活者、指定難病などの方々のお話しでした。デンマークでは、社会には様々な人がいる(さらに言えば、世界には様々な人種がいる)という「相互理解」を進めるために、このような仕組みが作られたのではないかと思いました。僕が感じたのは、図書館の本は質問ができないが、人間図書館の本とは質疑応答ができ、この差は大きいと思いました。また、この年齢になっても、外見からは、様々な悩みを抱えた人間の内面がなかなか解らないという点も痛感しました。

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福岡市行政過程に関するヒアリングをさせていただきました~新しい地域経営を目指して

8月19日朝、福岡市役所を訪問し、福岡市の行政過程(総合戦略・総合計画、政策・施策評価、予算への反映)とDNA経営(2002年から行われてきた、市民目線・民間的発想に基づく行政改革・職員教育)に関するヒアリングを行いました。ご協力いただいた関係部署の皆さんありがとうございました(意欲にあふれた優秀な公務員の方々でした)。15年前から、私自身、民間企業と比較しながら新しい行政経営の在り方と手法(欧米のNPM=New Public Managenet、行政過程の革新)の開発に、各市での実務も含めて取り組んできましたが、それらの理論的集約と新提案を行いたいと思います。昨年11月の札幌市や今回の福岡市など、全国のこの分野で先駆的な取り組みを行ってきた自治体の事例を踏まえた提案ができればと思います。行政経営は一見、専門的で地味な分野に思われる方もおられるかもしれませんが、市政・市民に与える影響は極めて大きいと思います。(画像は福岡市役所の入り口。)

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父の初盆・三重県伊賀市での送り火法要に行きました~「エンジンの重い響きや積乱雲」

8月15日午後、昨年11月に亡くなった父の初盆を迎え、母と、三重県伊賀市にある西念寺(天台宗)の送り火法要に行きました。15時ころ寺に着いて、墓掃除の後、本堂に座って茅の巨木(県指定)のある境内を見ながら夕涼みをしながら父の思い出に浸っていると、初盆を迎えた檀家100人くらいが集まり、17時ころから法要が始まりました。夕涼みのゆったりした時間は久しぶりで、俳句を作っていました。ここは、盆地である奈良と異なり、夕方は背後の鈴鹿山脈からの風が吹きわたります。15日のうちに大阪に行く必要があったので、18時には退席しました。15日は朝9時に長崎を出て、12時には奈良の家に着き、タクシーで伊賀市の寺まで行く途中、父と泳いだ笠置(後醍醐天皇が隠れられた山がある)の川には、50くらいのキャンピング・テントが張られていました。鮎釣りの名所でもあります。長崎から伊丹までの機中のことを思い出し、作った俳句。「エンジンの重い響きや積乱雲」(2016.8.15)。空路厚い積乱雲に阻まれて飛行機も苦しそうに進んでいました。どんな法要が待ち受けているか知らない僕の心も重かったので、掛けてみました。(画像は西念寺境内。右手に大きな茅の古木がある。)

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俳句の楽しさと難しさ~金子兜太の本を片手に。「楠青葉被爆の空の高くあり」

8月6日夜、羽田から神戸空港に降り立つ際に、花火が上がっていました。「震災のごとき花火の神戸かな」(2016.8.6)。新交通システムで三ノ宮に向かう途中、花火の音に驚かされ、車外を見ると、神戸港や駅に、多くの浴衣姿の男女の若者が集まっていました。関西の夏は暑いですが、人の熱気でさらに熱くなっていました。今年8月1日から、毎日一句、俳句を創作することにしていて、大分県中津市の俳句の先生からメールで教えていただいています。先生いわく、金子兜太先生や藤田湘子先生の俳句の本を一冊読んで、俳句の学習会に出たらいいと教えられました。先生とは、作文について、過去5年間位メールでやり取りしていますが、僕は短文学というより、エッセイや論説といった散文学の分野で創作してきており、俳句も論理的過ぎると言われました(笑)。また、素直すぎるので、もう少しひねった方がいいともいわれました。俳句を創作して伊賀や奈良で過ごした子供の時代に戻って、もっと日本語の五感とか連想するイメージを楽しもうと思います。「楠青葉被爆の空の高くあり」(2016.8.4)。長崎の被爆の楠は今も力強く立っていて、青々とした葉を茂らせています。(画像は、僕が好きだった菩提寺・伊賀の西念寺の大楠の樹。戦時中は樟脳を作ったとも。2015.8.21撮影。)

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長崎学ネットワーク会議理事会に出席~情報交換が密になってきました

8月4日夜、長崎市長崎学研究所主催の「長崎学ネットワーク会議」第3回理事会に、理事として出席させていただきました。私はもともと歴史研究の専門家ではなかったのですが、長崎近代化遺産研究会を2007年に他の方々と一緒に立ち上げ、地道な歴史研究と啓発活動をしてきました。同理事会は、回を重ねるごとにお互いの情報交換が密になってきました。理事会後の懇親会も楽しみの一つで、今回は長崎歴史文化博物館の「銀嶺」で行われました。他の歴史研究家や学芸員の方々が研究しているテーマをお聞きするのも、分野は違っても大変刺激になります。長崎市長崎学研究所の藤本学芸員からは、対馬の宗家文書の解読のお話を伺い、今まで解らなかったことが古文書から発見されることも良く解りました。研究は「仮説と検証」の積み重ねで、研究分野が異なっても、「仮説」の設定の仕方が重要であることは変わりません。私は実務的経営者なので、特に研究者だと思ったことはありませんが、最近初めて検索したCiNiiで、自分の収録日本語論文が1999年以降だけで80編以上あることがわかりました(7編の学会誌掲載論文以外に、全国レベルの専門誌・研究誌に掲載した論稿を含む。書籍・新聞コラムを除く)。年齢に関係なく、知的好奇心を失わずに、専門分野を中心に著作を進めたいと思います。(画像は、長崎歴史文化博物館の「銀嶺」の貴重な調度品の一部。)

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夏が来ると思い出さずにはいられない~原爆投下の長崎から平和を願う

長崎の人は、夏が来るたびに、思い出さずにはいられないことがあります。今年は、委員会などで長崎大学医学部に行く機会が多く、特に暑い夏に坂を登って医学部に行くと、原爆投下の日のことを考えてしまいます。多くの医学生の命が失われた日でもあります。今は、放射線治療のレベルが上がり、手術と同等の治療効果のある放射線照射による癌治療方法(高度変調放射線治療IMRT)なども開発されています。放射線の平和利用により多くの命が救われる時代になりました。私は、長崎市総合計画審議会の副会長を務めさせていただいており、部会で議論される施策の「被爆の実相を継承します」という項目を重く考えています。被爆された方々が高齢になられる中で、悲しい経験を世界平和に変えるために、不断の努力をしなければならないと思います。(画像は、長崎大学医学部良順会館。150周年ミュージアムがある。)

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長崎駅前広場等設計者選定審査の公開プレゼンに出席しました

7月31日午後、長崎市主催の「長崎駅前広場等設計者選定審査にかかる公開プレゼン」がマスコミ公開の下で開催され、長崎駅周辺土地区画整理審議会会長として出席させていただきました。長崎駅前広場は、駅東側に多目的広場と交通結節点、東口と西口を結ぶ200㍍近い東西軸を有し、それぞれのデザイン提案をコンペで競うものです。交通体制が決定していない中で交通計画を含めて提案するのは提案者にとってやりにくかったと思いますが、JRから路面電車への乗り継ぎを上下移動なしに横断歩道で行い、バリアフリー化を図ることや、延々と続く東西軸を店舗空間でつなぐことなど、様々な工夫が提案されており、いずれも見ごたえのある提案でした。JRとしては、本州の最西端の駅であるだけに、思い切ったエリア・デザインとマネジメントが求められます。(画像は「長崎駅舎・駅前広場等デザイン基本計画」2016.3)

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壱岐のこころ白熱教室2016特別セミナーに出演させていただきました~こころ医療専門学校壱岐校開校に寄せて

7月30日午後、壱岐市一支国博物館で行われた特別セミナー「将来どんな自分になりたい?~未来を知ることができる2つの方法」に出演させていただきました。私からは「グローカルに生きる~世界と地域を結び付ける知恵」と題した講演をさせていただき、その後、森吉弘氏(元NHKアナウンサー)と一緒にトークショウをさせていただきました。会場からは、「自分を変えるにはどうしたらいいか」「子供の進路をどう決めたらいいか」「地域で働きたいという子供をどう作っていくか」など、切実な悩みが寄せられ、私と森先生とで回答していくうちに、トークショウの1時間はあっという間に終わりました。2時間15分という短い時間でしたが、壱岐市の皆さんに直接お話しする機会を持てたことが良かったと思います。(画像は、私が宿泊した国民宿舎・壱岐島荘からの眺め。泉質と眺望と料理が素晴らしい。)

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