俳句の楽しさと難しさ~金子兜太の本を片手に。「楠青葉被爆の空の高くあり」

8月6日夜、羽田から神戸空港に降り立つ際に、花火が上がっていました。「震災のごとき花火の神戸かな」(2016.8.6)。新交通システムで三ノ宮に向かう途中、花火の音に驚かされ、車外を見ると、神戸港や駅に、多くの浴衣姿の男女の若者が集まっていました。関西の夏は暑いですが、人の熱気でさらに熱くなっていました。今年8月1日から、毎日一句、俳句を創作することにしていて、大分県中津市の俳句の先生からメールで教えていただいています。先生いわく、金子兜太先生や藤田湘子先生の俳句の本を一冊読んで、俳句の学習会に出たらいいと教えられました。先生とは、作文について、過去5年間位メールでやり取りしていますが、僕は短文学というより、エッセイや論説といった散文学の分野で創作してきており、俳句も論理的過ぎると言われました(笑)。また、素直すぎるので、もう少しひねった方がいいともいわれました。俳句を創作して伊賀や奈良で過ごした子供の時代に戻って、もっと日本語の五感とか連想するイメージを楽しもうと思います。「楠青葉被爆の空の高くあり」(2016.8.4)。長崎の被爆の楠は今も力強く立っていて、青々とした葉を茂らせています。(画像は、僕が好きだった菩提寺・伊賀の西念寺の大楠の樹。戦時中は樟脳を作ったとも。2015.8.21撮影。)

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