父の初盆・三重県伊賀市での送り火法要に行きました~「エンジンの重い響きや積乱雲」

8月15日午後、昨年11月に亡くなった父の初盆を迎え、母と、三重県伊賀市にある西念寺(天台宗)の送り火法要に行きました。15時ころ寺に着いて、墓掃除の後、本堂に座って茅の巨木(県指定)のある境内を見ながら夕涼みをしながら父の思い出に浸っていると、初盆を迎えた檀家100人くらいが集まり、17時ころから法要が始まりました。夕涼みのゆったりした時間は久しぶりで、俳句を作っていました。ここは、盆地である奈良と異なり、夕方は背後の鈴鹿山脈からの風が吹きわたります。15日のうちに大阪に行く必要があったので、18時には退席しました。15日は朝9時に長崎を出て、12時には奈良の家に着き、タクシーで伊賀市の寺まで行く途中、父と泳いだ笠置(後醍醐天皇が隠れられた山がある)の川には、50くらいのキャンピング・テントが張られていました。鮎釣りの名所でもあります。長崎から伊丹までの機中のことを思い出し、作った俳句。「エンジンの重い響きや積乱雲」(2016.8.15)。空路厚い積乱雲に阻まれて飛行機も苦しそうに進んでいました。どんな法要が待ち受けているか知らない僕の心も重かったので、掛けてみました。(画像は西念寺境内。右手に大きな茅の古木がある。)

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