2014年元旦に思う~馬のように疾駆する年にしたい

2014年1月1日、東京は穏やかな元旦を迎えました。NBC(長崎放送)ラジオ「おはようコラム」の番がたまたま元旦となり、「2014年経済を展望する」と題してお話させて頂きました。2012年12月に同じ番組で予測した2013年経済がほぼ的中していたので、2014年についても外したくないと思って予測しましたが、実質経済成長率で約1%、失業率で約3.8%、CPI(消費者物価成長率)で2.9%と、景気は昨年より鈍化し、物価は消費税率上昇分をほとんど転嫁する形となると思います。2014年で重要なのは、消費税率引き上げ・円安(105~110円)に伴う物価上昇を、給与・賃金の上昇でどこまでカバーできるかという点です。番組の最後で、「お天気に例えると、晴れのち薄曇りです」と言いましたが、これは2014年だけとった場合で、2015年にかけて、安定した経済成長となり、約20年間続いたデフレから脱却することになると思います。では、企業経営や個人はどうしたらいいかは、一昨年から講演などの場で申し上げてきているので、ここでは申し上げませんが、発想の転換が必要です。1月2日夕方の飛行機でワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」とシューベルトの歌曲集「冬の旅」をフィッシャー・デイスカウのバリトンで聞きながら(大学生の時から私自身ドイツリートを良く歌っていました)、本を二冊読み、二時間がアッという間に過ぎ、気が付いたら長崎空港に着いていました。3日早朝から諏訪神社に初詣にお参りし、日の出を見ることができました(画像)。今年は、馬のように疾駆する年にしたいと思います。

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