雲仙岳災害記念館を訪問しました~2018年4月からリニューアル

11月7日、長崎県島原市の雲仙岳災害記念館を訪問しました。1991年6月3日に大規模な火砕流が起こり、防災関係者・報道陣を含め多大な人的被害をもたらした後、この施設は、2002年3月に竣工しました。私が長崎に行ったのは同じ年2002年の10月です。災害記念館の展示を拝見するにつけ、噴火災害に対する防災について、学ぶべきことが多いと思いました。一方、この施設には、2008年日本ジオパーク、2009年世界ジオパークに認定された「島原半島ジオパーク」の事務局があり、「活火山と人との共生」をテーマにした研究・教育・観光の拠点となっています。今後は、ハワイやスイス・アルプスなどでは盛んで、日本ではまだ開発余地のある「ジオパーク観光」を、島原半島全体の観光資源を活かして強力に推進することが必要だと感じました。2018年4月からの災害記念館のリニューアルに並行して、周遊ルートやガイド・教育方法などソフト面も充実して欲しいと思います。(画像は雲仙岳災害記念館から見た雲仙岳方面の風景。左が大噴火を起こした普賢岳と隣接した平成新山、右は眉山。)

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