長崎県IoT推進ラボ事業化可能性研究会に出席~県内企業のIoT導入意識は高まっている

10月11日午後、長崎県IoT(Internet of Things)推進ラボ事業化可能性研究会(座長は佐藤康彦氏=長崎県情報産業協会副会長)がマスコミ公開の下で開催され、事務局として出席させていただきました。県内企業についてアンケート調査をしたところ、IT活用を「必要不可欠」と回答した企業数は、製造業では34%、サービス業で46%と高かったですが、農業では24%、水産業では14%と低い現状が報告されました。また、導入に当たり課題と感じることは、「費用対効果が見えづらい」「人材不足」「IoTに関する情報不足」が多くを占め、まだIoT導入を図る体制が整っていないことがあぶりだされました。今後、業界区分ごとに、IoT導入事例を形成していくことになります。私の場合、IoT活用企業の例(生産性向上・品質向上)を多く研究しており、大学でもMOT(技術マネジメント)等の講義で27年度からIoTを取り上げています。研究会を通じて、ユーザーとサプライヤーのマッチングにより、多くの事例を県内で新たに形成することに期待したいと思います。

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