長崎市外郭団体等経営検討委員会最終報告を田上市長に提出させていただきました

11月13日午後、長崎市外郭団体等経営検討委員会の最終報告を、委員長である私から田上富久市長に提出させていただきました。この委員会は平成21年11月から約3年間にわたり、20回(1回3~4時間)開催され、18団体の経営評価をして、提言書をまとめてきました。各委員の皆さんや、長崎市行政体制整備室・団体所管各部課の皆さんには多大の協力を得て無事この委員会が終わったことに感謝申し上げたいと思います。特に、各委員の皆さんは、民間企業・大学等で経営者として多忙を極めておられる方ばかりで、本委員会の社会的使命・市民生活に与える影響の大きさから、経営分析・経営改革提言に積極的に協力していただき、本当にありがとうございました。田上市長には私から、①最終報告の内容を踏まえ、速やかに見直しの検討を行っていただきたい、②すでに中間報告で提言していたにも拘らず、見直しが進んでいない実態が見受けられることから、早急な対応を図る必要があること(長崎つきまち㈱など)、③対応・実行の進行管理については、行政内部で定期的に行うほか、外部の審議会に報告し、意見に反映することをお願いいたしました。田上市長からは、謝辞の後、①市民への説明責任を果たしていきたい、②外郭団体の経営には民間的な発想を入れること、スピードも要求される、③本委員会の提言書の定期的なフォローは行政改革審議会で行っていくことも考えたい、とのお話しをいただきました。高齢化と人口減少が急速に進む長崎市の財政は中期的に見ると大きく悪化する可能性があり、各外郭団体の社会的使命を勘案して、民間的手法も取り入れ、安定的に経営できるような体制にしていく必要があると思います。

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