長崎を元気にするために

5月25日夜、長崎商工会議所青年部で「長崎を元気にするために」と題して講演をさせていただきました。2010年5月にまとめられた、都市経営戦略策定検討会「みんなでつくろう元気な長崎」の考え方を説明した後、長崎経済の今後の課題三つを説明しました。①「従来の産業構造・インフラにとどまらない産業振興を」では、新たな目で時代を読み、ハード・ソフトインフラを計画的に実行することとして、A.国際観光客誘致戦略の策定・実行(国際観光船誘致強化、上海航路、語学インフラ)、B.コンベンション・シテイ長崎の構築(コンベンションホール整備、アフターコンベンションの充実)、C.スマート・シテイ、スマート・コミュニテイの創出(グリーンニューデイール政策の具体化・産業化)、を説明いたしました。②「売る(営業)発想・行動の尊重を」では、国内向け販売戦略(福岡キトラス、新商品開発・ブランド化の重要性)・海外向け販売戦略両方の必要性をお話しいたしました。③「地域振興人材の発掘・育成を」では、どの時代もすべては「人材」から始まること、人材育成は地域の長期戦略であることをお話しいたしました。若い方々は大変熱心で、その後の懇親会でもさまざまな質問が出され、将来の長崎経済に対する手ごたえを感じました。

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