長崎は執筆活動に最適~初めて長崎県立図書館に行きました

8月19日、私は初めて長崎県立図書館に行きました。10年近く前から長崎に住んでいるのに、今日まで行ったことがなかったのです。ロンドンオリンピックが終わってから8月の第3週・第4週は、執筆の集中期間としていて、仕事以外は長崎の書斎に籠ってパソコンに向かっています。本が出版されるのは来年3月頃かと思います。気分転換に長崎県立図書館に行き、人もまばらな館内で静かに本を読んでいると、少年の日を思い出し、様々な着想が浮かんできます。貴重な第一級の蔵書や資料が多く、1年間毎日通い続けても読みつくせないほどです。丁度、昨日から県立図書館創立100周年記念企画「植木家資料展」が開催されていたので、誰もいない展示室で一人資料を読んでいました。植木元太郎(1857~1943年)は、島原鉄道や銀行等の発展に尽力し、県議会議員、衆議院議員、初代島原市長を務めた人物です。島原鉄道(雲仙~島原湊)・口之津鉄道(島原~堂崎)・温泉軽便鉄道(愛野~千々石)・小浜鉄道(千々石~小浜)・雲仙鋼索鉄道(小浜~雲仙、電気軌道とケーブルカー)、島原株式銀行、雲仙観光ホテルの創設に係わり、まるで東急電鉄の五島慶太氏(1882~1959年)のようだと思いました。これほどの郷土の偉人を、今の小中学生・高校生はどれくらい知っているのでしょうか。(画像は植木家資料展の一部)

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