熊本地震発生2週間に想う~災害は忘れたころにやってくる

4月14日の熊本地震発生から2週間が経過し、熊本県中心に多くの方々が被害に遭われました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。長崎県は幸い大きな被害は出ていませんが、ゴールデンウイークの旅館・ホテルの予約キャンセルが出ているようで、心が痛むばかりです。ただ、最優先すべきは、住民の命と財産を守ることだと思います。私は東京の自宅にいるときでもたまに揺れを感じることがあり、「30年間に首都直下型地震が起こる可能性が70%」という予測があるので、海辺から遠くて地盤が固く大きな公園がいくつもある新宿区信濃町・新宿御苑エリアに住んでいます。今朝4月29日の西日本新聞社説「自治体庁舎損壊ー防災拠点としての再検討を」を読んで、私が庁舎の耐震化や建て替え計画作りに協力してきたことを振り返り、財政負担が大きくなることを懸念して住民が建替えの選択肢を選ばなかった事例もあり、悔しい思いをしたことを思い出しました。「災害は忘れたころにやってくる」昔の人は良く言ったものだと思います。(画像は、3月2日に熊本県人吉駅から鹿児島県吉松駅に向かう「いさぶろう・しんぺい」号の車窓から見た「日本三大車窓」。地震の影響で、しばらくは見れないかもしれない。)画像2016030211010000

 

 

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