熊本地震に想う~地域間協力を進めよう

4月14日の夜、長崎総合科学大学の佐藤准教授らとロボットの話をしなら食事をして家に着いてテレビを見ていたら間もなく、大きめの地震が揺れました。長崎は昔から地震が極めて少ないところなので、驚きました。15,16日と夜に携帯の緊急地震速報が鳴り、夜何度か起こされました。熊本県・大分県の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。私自身も、15日に卓話を控えてあまり良く眠れず、最近まで寝不足が続いていました。熊本県から長崎県島原にフェリーで一時的移住される方が増えたり、長崎・雲仙のホテル予約のキャンセルが相次いだり、経済的な影響も出ています。早く、安心して生活できる状態に戻ってほしいと思います。と同時に、近県数県で、住居や水・物資の供給などで地域間協力を進めて難局を乗り越える必要があると思います。私が経営計画委員会の委員長を務めさせていただいた大村市上下水道局も、4月15日、熊本に2トンの水と飲料水用袋1,000枚を運んでいます。課題は、交通網の寸断に伴う物流確保と物資の仕分け作業の困難です。2011.4.4、私は「東日本大震災からの復興に向けた長崎からの提案」を専門誌に公表し、津波被害を免れるための「高台移住」を勧めています。岩手県・宮城県知事にも提案書を送らせていただいたのを思い出しました(画像:高台移住構想図。松本清氏作成。容量が大きいので、facebookに掲載します。)。今回は、熊本県は天草を挟んで長崎県の隣県なので、私自身も危険を感じていますが、熊本県・大分県の方はもっと不安な生活をされていると思います。(下の画像は、今朝の雨の長崎港・帆船祭り。)

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