温泉に浸かって考えたこと~「みんなが生き生きと生きる」社会を作るには

11月23日早朝、長崎市「福の湯」に行き、久しぶりにゆっくり温泉に浸かりました。ここは泉質がよく、九州では珍しく炭酸泉まであって、じっくり入ると温まります。最近は、東京・大阪への行き来が多く、長崎県内でも委員会や協議会に出席して落ち着く時間が少なかったので、今日は一息ついています。アメリカのマスコミの予想とは反対に、11月8日のアメリカ大統領選でトランプ氏が勝利してから、アメリカ社会・経済の実態が明らかになり、「格差社会」が「アメリカン・スピリット」を弱くさせているということです。今後5-10年をとっても、金融・財政問題で弱体化する欧州、オリンピック後が懸念される日本を考えると、アメリカが経済を牽引してアジア経済が発展する構図が見えてきます。ところが、トランプ氏の選挙公約にあるように、アメリカが保護主義政策に舵を切れば、世界経済は縮小に向かうか、少なくとも成長は難しくなります。日本も、アメリカほどではないにせよ格差社会に向かっており、「頑張れば豊かになれる」という希望が、若者にすらなくなってきていると思います。若者も拠り所・目標をなくしているのかも知れません。「車はいらない」、「海外で働きたくない」若者が増えても、「IoTやロボットで稼ぐ」若者が増えてくれればいいのですが。日本国民全員が「明日は今日より豊かに」と言える「みんなが生き生きと生きる」社会を作るには、短期的には政治、中期的には経済、そして長期的には教育の役割が大きいと思います。(画像は、大阪の臨海部をJALの機内から見た景色。IR・カジノの予定地である夢洲(ゆめしま)も近くに見えた。大阪・関西の経済力も高めたい。2025年万博の開催も目指している。)

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