新上五島町地域振興政策研修で講師を務めさせていただきました~復元された江袋教会も訪問しました

2月21日午後、2013年度新上五島町地域振興政策研修で講師を務めさせていただきました。今回は、管理職前の比較的若い職員向けの政策企画立案能力養成研修で、今回も若干講義の後、三つの事例を提示し、グループ討議を行い、結果を発表してもらう形式で行いました。ビジネススクールのケーススタデイーと同様、自分の頭を使うので、この手法が最も理解が深まり、新しい発想と論理構成を学べるからです。研修に先立ち、新上五島町の最北部・新魚目(しんうおのめ)地区の江袋(えぶくろ)教会を、同町の行財政改革担当の松尾慎介理事と世界遺産推進室高橋弘一主査のご案内で視察しました。江袋教会は、1882(明治15)年に創建され、日常的に使用されている木造の教会堂としては県内最古でしたが、2007(平成19)年2月火災により焼損し、残された柱や梁を活かして見事に復元されました(画像)。この時代の教会堂は、高い塔を建てるというよりも、一見民家のような木造建築を礼拝堂にしたという感じで、素朴なたたずまいを見せています。しかもはるかに海を見下ろせる山の中腹に建てられており、自然に囲まれて天に近く、すがすがしくかつ厳かな雰囲気に包まれていました。

 

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