年末に想うー「国際文化観光都市」に向けた着実な歩みを

逕サ蜒終MG_20171207_130919

今年も終わりに近づいており、資料の整理をしていると、過去の自分の著作を目にします。長崎県の今後の産業の柱の一つとして、観光産業があります。「魅力ある国際観光都市を目指して」(「自民長崎」2008年vol.1)(画像)、「ポスト龍馬伝の戦略」(長崎新聞2010.2.5)を見ると、10年前から着実に観光振興が進められてきていることがわかります。前者の対談は、私と梅元建治氏でまとめた「長崎新国際観光都市化構想~新長崎国際化推進計画に基づく都市づくりエリアプラン」(2007年5月)をベースにしています。ただ、国の観光立国戦略によりインバウンド観光客の急増やMICEの実現と都市間競争など、世界的な新たな環境変化に直面しており、長崎県はこれらの動きを先取りして勝ち抜かなければなりません。2018年は、「観光で豊かな長崎県を作る」ために、「高付加価値観光」を実現することが求められると思います。長崎市や佐世保市等のDMO(観光推進機構)も本格稼働させることが必要になると思います。長崎市のDMOは私も戦略策定にかかわれせていただいています。新時代の長崎県の観光に期待したいと思います。12月には、私の新しい本「地方創成の成功法則ー地域振興における効果的な人口・観光・物産振興政策のあり方」を出版する予定です。

カテゴリー: 世界日本経済, 街作り, 観光, 長崎   パーマリンク

コメントは受け付けていません。