大学での「環境と経済」の講義を始めました~現実的な環境とエネルギー問題の解決策を探る授業

10月10日早朝8時50分から、秋風が吹き始めるキャンパスで、長崎総合科学大学での私の集中講義「環境と経済」が始まりました。一日に3限の集中講義は、長崎県立大学で行った「政策過程論」以来です。環境問題に関心を持つ学生に加え、社会人聴講生も来てくれました。初日は、私と環境研究との関わり(農業・水産業・林業・諫早湾干拓地・五島市洋上風力発電プロジェクト・地球温暖化防止活動推進センター等)や講義が扱う対象範囲、「環境と経済の両立」の問題提起、原発事故で変わった「新たな環境・エネルギー問題のフレーム」などを教材を使ってお話しました。集中講義では思い切った時間の使い方ができるので、第10-12回の講義は、11月14日長崎駅前で行われる長崎県地球温暖化防止活動推進センターの全体研修に学生に参加してもらい、ワークショップで議論もしてもらおうと思います。また、長崎総合科学大学は、前進が造船大学なので、海洋再生可能エネルギー等海の環境との関わりも講義する計画です。「環境と経済」は学問だけではなく、現代日本経済社会の実践的で身近な課題であることを理解してもらいたいと思います。

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