浅田次郎氏のエッセイを読んで考えた~公営競技もカジノも「経営」の時代

10月3日、長崎から東京に移動するJALの機内で、いつも読んでいる機内誌「skyward」の浅田次郎氏のエッセイ「GOOD LUCK」について考えさせられてしまいました。それは、カジノ法案についての意見がかかれていたからです。同氏は、ご本人の言葉を借りれば「多年にわたってギャンブルを楽しみ賭博場で人生を学んできた」「いわゆるギャンブル依存症」だそうで、カジノのノンフィクションも出版しています。同氏はカジノ解禁に「まさか反対はしない。しかし大いに危惧している。」とエッセイに書いています。その論旨は、①東京オリンピックの前に大規模な(成功するためには一定の規模が必要)カジノを開業しなければならぬこと、②既存ギャンブルがある中でカジノ経営をすることの難しさ(外国人観光客が重要となること)です。私は、12年前からの大村ボート(競艇)建て直し、8年前からの統合型リゾート構想(カジノを含む)、3年前からの佐世保競輪場の経営改善など、気がついてみたら、公営競技やカジノの「経営」アドバイスを行っていました(笑)。それは、地方自治体財政立て直しや、地域振興・雇用創出の観点からですが。もちろん、公立病院や福祉施設や住宅供給公社や電力・ガス供給会社や生活協同組合などの公共性の強い事業へのアドバイスも日々行っています(笑)。大小問わずどんな事業にも「経営」があり、早期に問題に気づけば、どんな経営悪化も食い止められ、繁栄軌道に乗らせることができるというのが、私の信念です。

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