壱岐市観光振興計画を白川市長に答申させて頂きました~観光も総合戦略を見据えた新時代へ

3月17日午後、壱岐市観光振興計画を同策定委員会委員長として、マスコミ同席の下、白川市長に答申させて頂きました。第二次観光振興計画のコンセプトは、「玄界灘の宝石箱・壱岐~夢の浮島・二千年の歴史と美食を求めて~」としました。ここ1~2年は長崎県にとって観光の大きな起爆剤となる「二つの世界遺産」と「デステイネーションキャンペーン」を、壱岐市がどのように取り込んで活用するかが求められています。そして2020年東京オリンピック・パラリンピックの機会をどう生かすか、ロンドン・オリンピックの際のイギリスにおける地方への観光客誘致の事例を挙げて提言しています。また、ここ2~3年の壱岐市の観光戦略の課題として、「インバウンド(外国人観光客の誘致)戦略」や、「観光街作り組織形成(観光事業者・市民・各産業等の連携)」が不可欠です。市長からは、「船賃の低廉化」に関して、国・県の支援による船のリプレイス及び運賃低廉化を進めてきているが、船会社の経営努力だけでは、離島の観光振興は難しく、民間が一丸となった島の魅力作りと、国境離島の議論も踏まえた離島振興の国の支援も引き続きお願いしていくことが必要とのコメントも頂きました。私は、定住人口の減少が進む中で、離島の人口減少対策・活性化にとって、観光戦略がこれまでにも増して重要であるとの認識を市民が共有できたらと思います。(画像は、私の好きな、壱岐市郷ノ浦大橋とイカ釣り漁船のある早朝の風景。2015.3.17撮影。)

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