壱岐市・対馬市の市制施行10年おめでとうございます~次の10年のための政策を

3月1日、長崎県壱岐市・対馬市が市制施行10年を迎えました。本当におめでとうございます。両市では記念式典が開催され、壱岐市からは記念式典へのご招待を頂きましたが、申し訳なかったのですが、欠席させて頂きました。旧町の融和が無事進んできたことから、心からお祝いしたいと思います。私は、対馬市合併直後から、当時の松村市長・財部(たからべ)市長の時代を通じて、約9年間、対馬市行財政改革推進委員会の委員長を務めさせていただきました。また、壱岐市については、長田(おさだ)市長時代に一支国(いきこく)博物館設置委員会の事務局や行政改革としての公共施設の活用検討、白川市長に代わられてからは、23年度の壱岐市観光振興計画策定委員会の委員長、25年度の壱岐市新庁舎建設検討委員会の委員長を務めさせていただきました。私は25年4月から、ながさき離島研究センターのセンター長(兼務)として、日本離島センター(東京)とも連携させていただきながら離島振興に関する研究を進めてきており、経済・財政面から、観光などの離島振興策を着々と進めることが不可欠であると痛感しています。また、長崎県他外海(がいかい)に直接接している離島に特有の課題として、国益を考え、過去の歴史を見ても「国境離島」としての整備を進めるべき時期に来ていると思います。離島が自立への努力を続けることはもちろんですが、日本全体における意味を国民が考えることが必要ではないでしょうか。(画像は、壱岐・岳の辻の森の中の小さな神社。壱岐も対馬も自然信仰に近い古事記時代からの神々の島で、パワースポットが私を元気にしてくれます。2012.3.26撮影。)

 

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