おはようコラム要約~「特定国境離島新法の衆議院通過に想う」

毎週水曜日午前8時25分にNBC長崎放送ラジオで、私とシンクながさきの各研究員4名が分担してお話ししている「おはようコラム」の要約版を、聴いていただいている方々からのご要望に応えてシンクながさきのホームページに掲載する予定ですが、まず、私のお話しした内容の要約をブログで紹介することにしました。なお、PCソフトをversion upしてからブログに画像が載らなくなったので、facebookに掲載します(世界遺産候補の五島市奈留の江上天主堂)。

2016.4.20
「特定国境離島新法の衆議院通過に想う」
4月8日、「有人国境離島地域保全・特定地域社会維持特別措置法(国境離島新法)」が、衆議院本会議で可決されました。内容は、①国境海域の人の住んでいる離島を、領海・排他的経済水域を維持する拠点と位置づけ、「有人国境離島地域」として、行政機関設置等に努めて無人化を防止、②本土からの航路距離が50キロ以上で、人口がピーク時から4割以上減少している15地域・71島を国の責任で社会維持に取り組む「特定国境離島地域」に指定、③航路運賃の低廉化・雇用拡大など図ることです。新法制定を機に、離島の人口減少・高齢化を緩和するためにも、雇用促進が不可欠であり、各国境離島による戦略・計画・事プロジェクトの実行が必要となります。特に観光業は、国境離島の資源の魅力を十分に生かせることから、外国人も含めた観光客誘致と「収益性の高い観光事業」に大きく舵を切る意識革命が、10年後の離島の将来を決することになると思います。

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