おはようコラム要約~「熊本地震の影響と今後の長崎県経済」

NBCラジオ「おはようコラム」2016.5.24放送分

4月14日夜から始まった熊本地震は、現在も断続的に続いており、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。この経済的影響は、熊本県・大分県内の自動車・電機・フィルム等大企業や農業に大きな被害が出ており、しばらくは厳しい状況が続くと思います。長崎県が今後行うべきことは次の3点です。①同じ九州の県として地域連携の観点から熊本県等への水・生活物資・役所職員派遣など。②製造大企業がサプライチェーンを寸断される危険を回避して事業を継続するBCP(Business Continuing Plan)を構築することを支援するためにも、企業誘致の努力を継続。③防災拠点強化のために、役所や公共施設の耐震化・建て替えの早期の進展。長崎県は地震災害の比較的少ない県と言われてきましたが、万が一の備えは必要です。

(画像:小山薫堂氏プロデユース「熊本で待ってる」から。天草の老いた漁師が孫を連れて漁に出る途中、マリア像に手を合わせる美しいシーン。人間と神との対話。ヘミングウエイ「老人と海」を彷彿とさせる。)

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