7月27日、東京・有楽町の電気ビル20階外国人記者クラブに行ったら、「Travel Japan,July2013」が置かれていたので読んでいると、「絵葉書に見る懐かしき日本」シリーズとして、「我が国の石油鉱業も近代化が進む(How Japans Oil Mining Industry Entered the Modern Age)」と題した記事が掲載されていました。欧米人の日本に対する関心の高さが良く分かります。秋田市八橋の油井が古い写真入りで取り上げられ、記事は和英両方で「昨今、日本ではエネルギー問題が焦眉の課題になっているが、かつて国内で石油が大噴出した時代があった。」から始まっていました。当然ですが、日本で海洋開発が進められているメタンハイドレートには触れられていませんでした。また、次のページには「Japan in a Day(or two)」のコーナーに「The Tiered City」と題して、横浜の赤レンガ倉庫街の現在の写真が冒頭に紹介されており、横浜が貿易港として日本の経済発展に大きな役割を果たしたことが紹介されていました。油井・赤レンガ倉庫街とも日本を代表する近代化産業遺産であり、欧米人の関心が高いことがこの小冊子からも良く分かりました。具体的なニーズに基づいた「観光立国」を成功させる必要があります。(画像は博多港国際線ターミナル。福岡市は外国人観光客誘致・コンベンション誘致のため港湾整備計画を策定し整備をいそいでいる。)

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