インバウンド圧力の高まり、異文化理解の重要性を肌で感じる~東京国立博物館「アラビアの道(Roards of Arabia)」

3月31日、久々に東京でゆっくりできる時間があったので、プレミアムパス会員となっている東京国立博物館の企画展示「アラビアの道(Roards of Arabia)」(サウジアラビア王国の至宝)を見ました。アラビア半島は、砂漠ばかりで日本人には余り知られていませんが、イスラム教以前からラクダにより、香辛料・錫等を運ぶ砂漠の交易都市が点在しており、地理学者になりたかった私としては、大変興味がありました。のちにイスラム教の国として栄え、富を蓄積し、今後もサウジアラビアは日本にとって経済的・技術交流的にますます重要な国になります。オスマン朝時代(1635年)のカアバ神殿の扉は、オスマン帝国のスルタンから贈られ、高い文化と経済力を思い起こさせます(画像)。東京・上野公園は、桜が見ごろで、博物館も日本人だけでなく、外国人であふれています。私が25歳~30歳の時に、日本人・中国人がメトロポリタン美術館や現代美術館にあふれていたのと似た現象が近年、東京で見られるようになっています。同時に、日本文化や日本人に対する理解、外国文化・外国人に対する理解が進むと思います。本当の平和は、異文化理解から生まれると思います。今回のサウジアラビアの企画展示は、是非、日本の子供たちに見てほしいと思いました。

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