7月10日午後、山笠の山車が暑さに陽炎(かげろう)ような中で、九州経済連合会主催の「九州の公立大学の在り方を考える研究会」に委員として出席させていただきました。北九州市立大学地域創生学群長の真鍋和博氏に「地域におけるPBL+SLの実践~地域の再生と創造を担う人材の育成に向けて~」と題して講演をして頂き、大学の学生に対する「地域に貢献できる人材の育成」プログラムについて議論しました。地域創生学群は、北九州市立大学前学長の矢田俊文氏(本研究会座長)が企画され、「実践的教養教育」を主眼としており、地域創生学群の第一期生は64名は民間企業(地元大手・中堅を含む)を中心に100%就職しておられるようです。私からは、以前約6年間かけて進めてきた長崎県+ながさき地域政策研究所で進めてきた、「地域人材育成プログラム」(「プロジェクト型人材育成」=内閣府・太田弘子大臣から優秀賞受賞)、「ながさき観光大学」の手法と成果について説明し、「大学生が身に着けておかなければならない学科の理論的フレームワークと実践的学習のバランスをどう取るべきか」を質問させていただきました。「道州制」導入に当たり、公立大学らしい「九州立大学」の主要メニューの一つにふさわしいコンテンツだと思いました。(画像は、博多天神にある新天町の第16番山笠。)

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