7月8日夜、長崎市内で「エネルギーとガスの将来」と題して講演させていただきました。現在、原発の行方と再生可能エネルギー、アメリカのシェールガス開発の米国・世界経済・外交に与える影響が注目されていますが、エコノミスト兼経営コンサルタントとして、最新の情報をもとに、①エネルギーの将来、②シェールガスの影響とエネルギー価格の予測、③日本におけるエネルギー・ガスの将来(石油・電力・都市ガス・LPガス)、④電気・ガス供給会社の経営戦略(理論と事例研究)をまとめてお話ししました。私は、若い時代から電力・石油の需給については、世界・日本全体の動向分析・予測をしてきましたが、CO2削減の必要性などから天然ガス・非在来型ガスの活用が促進される中で、エネルギー需給が大きく変化することが予想されます。安倍政権の「成長戦略」の前提として、成長を支えるエネルギー戦略が日本にとっても最重要な課題であると同時に、海洋開発の中で、海底のメタンハイドレート採取など、日本独自のエネルギー確保の観点からも(そして特殊船を建造する長崎の立場からも)重要なチャンスであると思います。講演終了後、熱心な若い方々からもエネルギー需給と価格(国際・国内価格)や経営への影響について、様々な多くの質問が出され、関心に高さを実感しました。 Pokies

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