人間は「食べる」ことに始まり「食べる」ことに終わる~これからの食提供サービス

6月13日、生活協同組合コープおおいたが提供している「コープの夕食宅配、ふれあいハート便」を試食しました。これは、熊本市にある㈱すぎのフーズ(パンで有名な㈱フランソアの子会社)が提供している弁当・寿司・惣菜を月曜日~金曜日、毎日宅配しているものです。試食したのは、496kcal、塩分1.8gの献立で、牛肉のすき焼き風煮、野菜の豆腐煮、小松菜のごま和え、パンプキンチーズサラダ、白飯でした。高齢者向けの宅配弁当で、若者には物足りないかも知れませんが、低カロリー・減塩で、健康弁当としては大変良い商品です。高齢者世帯・独居世帯、自分で食事を作れない人が増える長崎県でも同様の宅配弁当が必要になると思います。子供の食(子供の時、何を食べて育ったか、母親の愛情が注がれていたか)」も人生を左右しますが、高齢者の食も人生の終わりに最も重要な課題になるのではないかと思います。医療行政・公衆衛生に人生をささげた私の母が、私が子供の時いつも言っていた「人間は最初と最後が最も大事」という言葉を時々想いだします。人間は食べることに始まり、食べることに終わると思います。

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