MICEフォーラムにコーデイネータとして出席しました~「未来の出島」をつくる

11月3日夕方東京から長崎に移動し、18時から長崎市市民会館ホールで開催された第2回ながさきMICEフォーラムにコーデイネータとして出席させて頂きました。講演は田上富久長崎市長「MICE施設を「未来の出島」に」、パネルデイスカッションは、宮脇雅俊氏(長崎経済同友会代表幹事・十八銀行会長)、東川勝哉氏(長崎県PTA連合会会長)、紫冨田薫氏(コングレ常務取締役)、ロイ・ウイートリー氏(Global Consulting&Development CEO)、田上市長がパネリスト、テーマは「MICEによる長崎活性化の可能性」でした。紫冨田氏からは、長崎のMICEが、九州の中でも、福岡・熊本などと比べても優位性があることをプレゼンしていただきました。ウイートリー氏はオーストラリア人で、IR(統合型リゾート)の設置・運営コンサルを行っておられますが、オーストラリアでもMICEとIRは近くにあっても無くても両立して(no conflict)、適度な競合状態の中でそれぞれに成功しているということでした。今回は約20分間意見交換の時間を設け、様々な課題に関する質問・意見が出されました。MICEの目的・意義についてはだんだん理解を得てきていると思いました。その中で、長崎市財政に対する漠然とした不安が市民の間にあるようで、市長からは「計画している全ての投資事業を行っても、年間の公債費(返済を含めたフローの金額)は減っていくことと、人件費を減らす努力をしている」との説明があり、今後さらに市債の残高推移の説明を含め、慎重な財政計画を示すことで、不安解消に向かうのではないかと思いました。(画像は、2014.11.2イベントに出席した、東京の新しいコンベンションスポット「虎の門ヒルズ」。霞が関に近い地下鉄虎の門駅から5分の立地にある。)

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