8月14日午後、南島原市役所を訪問し、世界遺産周辺整備計画策定について打合せました。ユネスコ世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に、南島原市では、原城跡、日野江城跡、吉利支丹(きりしたん)墓碑が構成資産に上がっています。原城は、日野江城の支城として有馬貴純によって築かれ、島原の乱(1637(寛永14)年)の舞台となりました。今回の計画では、「原城跡」と「日野江城跡」の二つのエリアについて、重点整備することになると思います。長崎へ帰る途上、有明海の天然の良港、口之津(くちのつ)港に寄り、丁度入港するところだった口之津ー天草フェリーを見ました(画像、遠くにフェリーが見える)。口之津港は、明治時代、三井三池石炭積出港として、1906(明治39)年には大牟田港から運ばれた月10万トンの石炭を積み出す港として繁栄しました。今は静かな港で、イルカウオッチングの基地にもなっています。

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