長崎県職員研修「地域振興施策研修」講師を務めさせて頂きました~国の地方底上げ政策に呼応する政策も必要

9月12日は、平成26年度長崎県職員研修の「地域振興施策研修」が開催され、一日講師を務めさせて頂きました。地域振興政策の理論的枠組みは、既に拙著「こうすれば地域再生できる」に提示させていただきましたし、総合計画が政策体系ですが、私の研修の特徴は、4つの具体的な事例や資料を提示して議論してもらうという点です。これは、アメリカのハーバード大学等ビジネススクールや行政管理大学院などで開発されてきた教育手法で、良い事例を準備するのが大変ですが、私がお引き受けする研修や大学院の講義では常に用いています。それは、「自分の頭で考える」ことにより、知識や手法が身に着くのと、一つの課題でも様々な解決方法があることを知るためにはいい手法だからです。今年度は、国の政策を反映させて、地方の人口減少問題への対策もメインの事例の一つに新たに加え、充実させました。一日だけの研修ですが、政策立案能力の向上と民間経営発想を、地域政策を担う公務員の方々に、少しでも学んでいただけたらと思います。(画像は、昼食の「吉宗」(よっそう)のお弁当。一番右の茶わん蒸しが吉宗の特徴。)

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