歴史の街・長崎で論文執筆の傍ら南山手を散歩~旧居留地で時を過ごす幸せ

シルバーウイークと言われているここ数日は、食事と昼寝の時間を除き、早朝から夜まで、基本的に論文執筆にいそしんでいます。題名は「地域振興における効果的な人口・観光・物産振興政策のあり方」(仮称)で、いずれは書籍として出版しようと取組んで来ている作品ですが、そろそろ完成させるべき時間が近づいています。ただ私は気分が乗る(考えがまとまる)までなかなか着手できない性格らしくて、しかも若い時と異なり、食事やイベントのお誘いを受けると、ついつい応じてしまうという悪い癖があるようです。今日9月23日は午前中に最後の章を一通り書き終わり、思い切って南山手の町並み保存センター(旧ウオーカー邸)と、その近くのマリア園に散歩に行きました。町並保存センターの洋館の一階のソファーに座ってDVDによる解説を見ていたら、いきなり小さな男の子が二人、芝生を刈りこんだ屋敷のお庭に迷い込んできました。昔、蝶を追いかけて、奈良の旧華族の洋館の庭園に迷い込んだ少年時代を思い出し、タイムトリップしました。石畳の通りから見るいつもの稲佐山や三菱重工の景色はなく、巨大な国際観光船「コスタ」が視界を遮っています。大浦天主堂の前まで来ると、グラバー園から降りて来た観光客の一群と合流し、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録後、明らかに観光客が増えたと感じます。静かな旧居留地で時を過ごす幸せを多くの方々に味わってほしいと思います。(画像は、長崎市南山手の町並み保存センターの洋館。)画像2015092312390000

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