文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム最終成果報告会でプレゼンしました~TPPを踏まえた海外展開

1月26日午後、文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム「ながさき健康・医療・福祉システム開発地域」の最終成果報告会が開催され、私からは、座長を務めた「国際技術動向調査ユニット」の成果報告をさせていただきました。ユニットでは、20案件の海外展開を有識者会議を含めて検討し、長崎ゆうこうポン酢{龍の泪(なみだ)」(2013,14,15年のベルギー・ブリュッセルで開催された食品審査品評会・国際味覚審査機構において、最高三ツ星と二つ星を連続受賞)、ながさき三減かまぼこ(食塩・糖類・リンの含有量を大幅カットしたかまぼこで、中国・韓国・欧州などへの輸出を検討)の二つを、海外展開の至近距離にある案件として紹介しました。最後に、今後の課題として、海外展開のためのマーケテイングを段階的に進めること、資金(補助金等)・人材・情報等のコンサルに必要性、外部競争的資金の獲得に向けたタイミングのいい支援、定期的な案件持ち寄りなどをまとめました。「食の輸出」がTPP後の大きなテーマとされる中で、長崎県の食材・加工品の輸出は、今後、重要性を増すと思います。(画像は、長崎大学経済学部西村教授の「地域イノベーション人材育成プログラム」報告風景。)

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