建設業経営の講演

2月9日午後、長崎県中小建設業協会主催で「建設業の繁栄のためにー今後の環境変化と経営発想」と題して講演させていただきました。内容は、①長崎県・建設業界の長期予測、②企業の経営革新(特に建設業)、③建設業に見る成長戦略と経営革新、⑤今後伸びる市場、⑥専門工事業の発展のために、でした。講演会の後の懇親会でも個別企業の社長の方々から多角化など経営戦略や企業の後継者(息子)の教育方法などの質問が相次ぎました。全国的に建設業の業況には厳しいものがありますが、復興需要など、土木建設の基礎ニーズが増加しつつある中で、技術・経営両面に優れた建設関連企業が地域に求められています。経営者は2003年に私が中小企業庁からの依頼で中小建設業の成功事例を研究して出版した本「革新の経営力ー工務店はサービス業だー成長する建設会社の秘訣を探る」(建築資料研究社)を再度読み返していただきたいと思いました(建設会社の経営戦略の基本から始めて、CM=construction managementなど、当時としては最先端の経営管理手法についてもメインで取り上げています)。(画像は講演会会場となったセントヒル長崎(地方公務員共済による施設)のロビーに再現した懐かしい昔の小学校の教室風景)

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