九州農業塾に出席~六次産業化指向の事業者に農林漁業成長産業化ファンドが活用できます

9月20日午後、福岡の九経連会議室で、九州農業成長産業化連携協議会で「九州農業塾」が開催され、初めて出席させていただきました。これは、今般の国会で法案が可決され、具体化が進められている制度ですが、六次産業化事業体に対して㈱農林漁業成長産業化支援機構が出資するファンドを通じて投資するものです。私は、東京の投資家グループからの依頼で商品企画し、平成20年1月23日に日本証券経済倶楽部での講演「農業ビジネスー現場からの提言」の中で、新たな農業の事業化に取り組む中堅企業の未公開株式(Private Equity)等に投資する「農業振興ファンド」を提案していますが(講演の一字一句が収録され、議事録を検索できます)、その時は金融商品取引法制定の関係で、私募投信の発行が難しくなっていた時期でした。東日本震災からの早期復興の必要もあり、今なら、農林水産業の長期的事業化ができる時期だと思います。長崎県でも、農業・水産業分野で10年間に数倍の売り上げに成長できるビジネスは存在します。林業再生についても、このファンドが活用できると考えています。私自身が中小診断士・食農連携コーデイネータでもあり、農林水産業の六次産業化のお手伝いをしてきていますので、ご興味のある方は、是非気軽にお声掛けください。

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