西日本新聞「紙面評価」に掲載されました~「高齢化先進地としての紙面を」

11月30日の西日本新聞の「モニターの紙面評価」欄に私の意見「高齢化先進地としての紙面を」が掲載されました(画像)。中立的な立場から、「社会保障と税の一体化改革」を各地で講演させて頂く中で、日本や地方に避けて通れない「高齢化」に伴う社会保障関係費、特に医療費の拡大(2011年度:39兆円→2025年度:62兆円の予測)にどう対応するかが問題提起されることが多いのです。財政均衡化を図りながら(政府目標は2020年度までにプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化)、高齢化で増嵩する社会保障関係費(年金・医療費・介護福祉費等)をどう抑えるか、消費税増税だけでは賄えない深刻な課題があることに国民が気づき、解決策(社会保障給付水準の切り下げ、自己負担の増加等)に真正面に取り組むことが必要であることを認識しなければならないと思います。一方で、拡大する高齢者市場は、殆どの業界に多大の影響を与え、日本の内需拡大の大きなチャンスでもあり、「ピンチはチャンス」と考える企業経営者が増えて欲しいものです。

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