ボートレース大村新スタンドオープン記念式典に出席させていただきました~全国の競艇場再生のモデル

3月28日朝9時半からボートレース大村オープニング記念式典に出席させて頂きました。思えば、今から12年前、大村ボート再生のための経営戦略会議に委員として出席させていただいたのがきっかけで、当時競艇事業は赤字額11.2億円(平成15年度)で、平成17年度には、1.7億円の黒字に転換しました。この過程で、私どもが経営戦略・ビジネスモデルの抜本的な見直し(販売・出店・イベント・広報等)を、大村市と進めさせて頂き、松本市長・遠藤局長他職員の皆さんの努力で実行できました。また、今回の建替えに際しても、「競艇場施設建替基本計画策定委員会」などの委員を務めさせていただくなど、感慨深いものがあります。私が残念でならなかったのは、建替を指揮して来られた遠藤局長が、病に倒れられて帰らぬ人となったことです。遠藤さんが生きておられたら、どんなにか喜ばれたことかと思います。新競艇場の一階の一角に、小さな資料館があります。ここをデザインしたトータルメディアの役職員さんにご案内いただき、ボートレース発祥の地・大村ボートの歴史を振り返りました。当時は、原爆投下により破壊された長崎の戦後復興の資金調達という側面もあり、意義深いものでした。今も大村ボートの収益金は、国庫に納付される以外に、大村市の福祉・教育・文化等に幅広く活用されて「日本一住んでみたい街」づくりに大きく貢献しています。私は、競艇・競輪・競馬を始めとする公営競技は、財政や社会のインフラとしての意義がなければ、社会の賛同を得られないと考えています。「公営競技場」から「市民のレジャー施設」への脱皮が求められています。(画像は、「発祥の地記念館」のボートレース擬似体験。プロジェクション・マッピングの技術を使っている。)

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