大阪の国際交流センターに行きました~コンベンションについて考えさせられた

4月29日午後から大阪の国際交流センターに行き、30日朝から開催されるイベントに備えるためホテルに泊まりました。伊丹空港からバスで25分かかる難波駅から30分の地下鉄中央線コスモスクエア駅からさらにバスまたはタクシーで5分という微妙な立地です。すぐ近くにはWTC(ワールドトレードセンター)、ATC(アジアトレードセンター)がありますが、歩ける距離ではありません。夜泊まってみて、同じビルにコンビニがあり、この周辺では、ここだけが買い物ができる店で、施設の周り一帯は真っ暗です。ホールは500人程度の国際会議ができる水準の立派な施設で、ホテルには聖書と仏教経典が和英で置かれてありました。コンベンションセンターは街中(まちなか)に近くないと来訪者は夜退屈します。形だけのアフターコンベンションをしても自分の意思で繁華街に行くことができない距離だと誰も来なくなると思います。地域の生活の匂いや雑踏も都市の魅力です。大阪は高校時代を過ごした好きな街です。大阪の弱点は、実は先に巨大な埋め立て地を作り、後で集客を考える点だと思います。集客が付いてくるだけの需要喚起策を取れれば問題ないですが、成熟国家日本で、本当に集客できる企画や施設がないと単なるコンベンションやカジノでは広大な埋め立て地をお客様で埋めるのは(洒落ではありません)難しいと思いました。

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