東京都庁市場問題プロジェクトチーム会議(第4回)に出席~コールドチェーン・衛生管理のレベル

12月21日午後6時から8時過ぎまで、第4回市場問題プロジェクトチーム会議が開催され、マスコミ公開・インターネットテレビ中継の下で、豊洲市場の施設の安全性・機能、特に温度管理(コールドチェーン)・衛生管理のレベルについて議論しました。夜の会議となったので簡潔な質問をと思い、私からは、①豊洲市場が、築地市場からの移転だけではなく、「市場イノベーション」の役目を果たす市場であると考えており、市場取扱量が水産品で築地の1.37倍、青果で同1.19倍という計画ですが、水産品の1.37倍は、どのように計画したか(日本近海での漁獲高が減少する中でどのようなビジネスが増えると考えて計画したか)、②豊洲市場は日本で最大の「閉鎖型市場」(外気から遮断し、塵埃と虫の侵入を防止し、温度管理をしやすくする)ですが、欧米の閉鎖型市場の事例を調査したのであれば、フランス等では電気・エネルギー料金等維持管理コストをどのように削減する努力をしているか、の2点について、質問させていただきました。整備・運営コストが増高することにより、その負担の一部を卸・仲卸業者等業界と、残りを東京都が担うことになり、建設・運営には費用対効果を考えざるを得ないと思います。(画像は12/22日本経済新聞東京版記事)

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