計画的高台都市の建設

7月27日、私が理事を務める「日本ホスピタリテイ・マネジメント学会」の2011年度全国大会で研究発表するため、予稿集掲載用に原稿「計画的高台都市とホスピタリテイ」を送りました。同大会は8月5日に日本大学生産工学部・実籾キャンパスで開催され、統一論題は「日本の活性化とホスピタリテイ・マネジメント」。今回の論文の予稿は、4月4日に公表し、岩手県知事・宮城県知事にもお送りした「東日本大震災からの復興に向けた長崎からの提案」に手を入れたものです。「災害に強い街作り」の中で、私が都市計画の専門家などと話し合いながら、長崎市・佐世保市の斜面都市のプラス・マイナス両面の経験を活かして、三陸海岸等に新しい防災都市を建設することの必要性と手法の概要をまとめたものです。街作りのコンセプトとして、「高齢者が安心して定住できる街」を設定し、ハード面・ソフト面から「ホスピタリテイあふれる街作り」を目指すにはどうしたらいいかを論じています。この考え方は6月下旬に公表された「復興構想会議の提言」に反映されており、実施するためにはどうすればいいかをさらに提案していく予定です。

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