東京再発見の旅(その4)~私が愛してやまない新宿御苑

11月24日、長崎県の方々と、ビル群に囲まれた浜離宮恩賜庭園に行きましたが、東京には、小石川後楽園・六義園など一般に公開されている有数の公園・庭園が多くあり、人間だけでなく、野鳥等の動物にとっても「憩いの場」となっています。浜離宮恩賜庭園には、水鳥が沢山羽を休めていました(画像)。私が最も好きで良く散歩するのは、自宅から徒歩10分くらいのところにある新宿御苑です。新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤氏の屋敷の一部で、明治時代に農事試験場であった時期もありましたが、明治39(1906)年に皇室の庭園となりました。日本庭園・茶室・江戸菊花壇だけでなく、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園のデザインが壮大で素晴らしい庭園です。私が病気療養中に都会の喧騒から逃れ、自然と対話するために良く行った公園で、まだ行かれたことのない方は、是非行かれたらいいと思います。

カテゴリー: 人生, 環境 | コメントは受け付けていません。

西日本新聞「紙面評価」に掲載されました~「高齢化先進地としての紙面を」

11月30日の西日本新聞の「モニターの紙面評価」欄に私の意見「高齢化先進地としての紙面を」が掲載されました(画像)。中立的な立場から、「社会保障と税の一体化改革」を各地で講演させて頂く中で、日本や地方に避けて通れない「高齢化」に伴う社会保障関係費、特に医療費の拡大(2011年度:39兆円→2025年度:62兆円の予測)にどう対応するかが問題提起されることが多いのです。財政均衡化を図りながら(政府目標は2020年度までにプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化)、高齢化で増嵩する社会保障関係費(年金・医療費・介護福祉費等)をどう抑えるか、消費税増税だけでは賄えない深刻な課題があることに国民が気づき、解決策(社会保障給付水準の切り下げ、自己負担の増加等)に真正面に取り組むことが必要であることを認識しなければならないと思います。一方で、拡大する高齢者市場は、殆どの業界に多大の影響を与え、日本の内需拡大の大きなチャンスでもあり、「ピンチはチャンス」と考える企業経営者が増えて欲しいものです。

カテゴリー: 世界日本経済, 医療福祉, 経営 | コメントは受け付けていません。

東京再発見の旅(その3)~紅葉の浜離宮恩賜庭園から水上バスでスカイツリーの見える浅草へ

10月24日夕方、新橋・汐留の高層ビル街を潜り抜け、東京湾が臨める浜離宮恩賜庭園に行くと、紅葉が美しく、潮入りの池にアヒルが群れ遊んでいました。ここは、寛永年間までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でしたが、四代将軍家綱の弟で甲府宰相だった松平綱重が屋敷を建てました。歴代将軍によって造園・改修工事が行われ、十一代将軍家斉の時に、ほぼ現在の姿になったと言われています。東京の穴場公園なので、まだ行かれたことのない方は是非行かれることをお勧めします。ここから、スカイツリーがきれいに見える浅草・吾妻橋まで大型水上バス(東京都観光汽船㈱が運航)で約45分で海上を行くことができ、東京が江戸時代から水上都市でもあったことが良くわかります。浅草では人気のハンバーグレストラン「モンブラン」で食事をして、楽しみました(食事中に地震が3回揺れたので、関東大震災が近いのかなと思いました(笑)。(画像は、浜離宮恩賜公園から汐留の高層ビル街を臨む。このビル群も殆どが幾つかのREITに組み込まれている。)

カテゴリー: 人生, 観光 | コメントは受け付けていません。

東京再発見の旅(その2)~東京国立博物館へ行きました

11月23日、東京・上野の国立博物館に十年ぶりに行きました。子供のころから美術館・博物館が好きで、小学生の時に、京都国立博物館で開催されたツタンカーメン展を従兄弟に連れられて見に行ったのを覚えています。アメリカでもシカゴ、ワシントンDC、ニューヨーク、サン・デイエゴの大小さまざまな館や、パリのルーブル美術館、ロンドンの大英博物館、スウエーデンの国立美術館など、時間の許す限り多くの館をじっくり見て回りました。佐世保市新美術館構想策定委員会の委員長を務めさせていただくなど(これはまだ実現していませんが)、長崎県に「良い博物館・美術館」を作りたいと願っていました。今回は、本館だけでなく、平成館の考古学展示をガイド付きツアーに参加しました。博物館は地味な存在ですが、日本人の歴史文化を化体する書画・仏像など、本物を見ることができ、「何故こんな絵を描いたのだろう」と過去に思いを馳せたり、「知的な遊び」をすることができます。小中学校で教わった日本史とは異なった説明も聞くことができ、考古学・歴史学(美術・博物史)も研究が進んで、仮説がどんどん証明されていっているのが良くわかります。土偶なども様々な用途があったことがわかってきています。また、たまたま上野の山文化ゾーンフェステイバル講演会シリーズで、「尚意競艶ー宋時代の書」と題した講演会にも参加しました。これは、中国を代表する書家、王羲之から蘇軾に至る書の歴史を時代背景を解説してくれる内容でした。時間が許せば、じっくり見たいものです。(画像は、表慶館)

カテゴリー: 人生 | コメントは受け付けていません。

県民所得向上の方策~厳しい財政状況の中で何を実行するかにかかっている

11月26日、長崎県のある県会議員からの要請で、「県民所得向上のための政策」をテーマに約1時間お話しさせていただきました。私が拙著「こうすれば地域再生できる」に書いた政策を実行すれば、経済効果は確実に上がります。県会議員の問題意識は、今後地方財政が厳しさを増す中で、財政を極力悪化させないで大きな経済効果を得る方策を聞きたいとのことで、時機を得た県政の最重要課題です。総花的な施策は効果が薄く、歴代アメリカ大統領の政策のように投入・効果比率の高い政策を重点的に実行することが必要で、プロジェクト型政策をとることが必要です。あるべき基本方針として、①雇用の拡大、②労働生産性の向上、③個人消費の拡大が決め手であることを説明した後、求められる政策として、①製造業の産業構成比の拡大、②第三次産業を中心とする生産性の向上、③長崎県の特徴を活かした産業振興(医療・福祉分野、環境分野、観光分野、食品・水産加工分野、アジアとの交流拡大)を具体的政策としてお話しさせていただきました。(画像は美しい長崎港・出島ワーフから三菱重工方面を望む。造船は基幹製造業。)

カテゴリー: 街作り, 長崎 | コメントは受け付けていません。

東京再発見の旅(その1)~住んでいると却ってわからない東京の魅力

11月23日、東京で話題になっているor普段なかなか行く機会のないスポットを訪ねました。東京は江戸時代から政治・行政・経済の中心であったので、様々な遺産が見られます。東京に住んでいる時は、仕事優位でゆっくり見て回ることが無かったのですが、長崎の方々と一緒に回ると、東京の魅力が再発見できます。今年の秋から改築され昔の姿が再現された東京駅がオープンになり、丸の内中央口・丸の内北口・丸の内南口それぞれの丸屋根の内部のデザインの違いを楽しむことができました。また、東京ステーションホテルも全面改装され、20歳台の時にワインを飲みに来ていたバーも変わっていました。丸の内中央口は皇居に向かって真っすぐな位置に設計され、昔は外国の大使などは馬で皇居に向かったそうです。丸の内側は、日本人・外国人を問わず、観光客があふれており、スカイツリーと並んで観光名所になっていました。私も「おのぼりさん」になって写真を撮りました。丸の内側を臨めば、新しいビルが次々と建設され、景色が完全に変わっていました(REITに組み込まれたビルも多く見えます。)。

カテゴリー: 街作り, 観光 | コメントは受け付けていません。

V・ファーレンJ2昇格に関するKTN取材~11月19日ニュースで放映

11月19日早朝、KTNテレビ長崎の取材を受け、「V・ファーレン昇格の経済効果と課題」についてお話させていただきました。同日夕方のニュースでコメント・解説として放映されました。私はV・ファーレン長崎将来像検討会議の委員として、平成18年11月に「V・ファーレン長崎の将来像提案書」をまとめる作業に参画させていただいたことがあり、2006年12月8日に、報道各社の出席の下、小嶺忠敏氏(当時:㈱V・ファーレン長崎社長)に提言書を手渡したことを覚えています。今回の取材では、①V・ファーレンJ2昇格の経済効果は年間12億円(ちなみに、松本山雅FC同14億円、モンテデイオ山形14億円)、②今後の課題は、A.経営体制の強化、B.資金調達力の強化、C.スポーツクラブ育成であること、をコメントさせていただきました。(詳細は今後レポート化して、公表させていただきます。)(画像は、諫早市にある長崎県立総合運動公園主競技場)

カテゴリー: 経営, 長崎 | コメントは受け付けていません。

長崎県環境審議会地球温暖化対策実行計画検討部会に出席~再生可能エネルギー比率を高めよう

11月19日午後、第7回長崎県環境審議会地球温暖化対策実行計画検討部会が開催され、専門家として出席させていただきました。メインテーマは「長崎県地球温暖化対策実行計画」で、温室効果ガス排出見込み量を、2020年度(計画最終年度)で、807万t-co2(1990基準年度比▲13.4%)とすることになりました。私からは、①削減率を▲13.4%程度とすることが妥当、②2020年度におけるエネルギーミックスの想定の中で、長崎県の再生可能エネルギー比率を、太陽光発電・温泉熱利用・バイオマスエネルギー(木質・畜糞等)開発のポテンシャルが大きい県であることから、全国(14%、2009年度で8.0%)比高めることを検討する必要があるのではないか、等の意見を申し上げました。長崎県のエネルギー起源co2は、他県比産業部門が小さい反面、相対的に運輸部門が大きいのが特徴で、公共交通機関の活用や、自家用車・業務用車のアイドリングストップ等の小まめな運用が、co2削減を進展させると思います。

カテゴリー: 環境, 長崎 | コメントは受け付けていません。

新しい日本を創造するチャンス到来~世界の中で日本がやるべきこと

11月6日アメリカでオバマ大統領再選、11月15日中国で習近平総書記を選出、11月16日日本で衆議院解散と、世界の三大国で大きな政治的変動があり、アメリカと中国については予定されていたとは言え、二大国のトップが変わる影響は大きいです。アメリカでは「財政の崖」「富裕層への増税」が議論され、中国では「10年で所得倍増」(日本の1960年池田内閣で策定された「所得倍増計画」に似ています)が掲げられ、対日政策が注目されています。このような世界の大変動の中で、日本は政治外交・経済産業の分野で、自信を持って政策を進めなければ、国民の停滞感・膠着感はぬぐえないでしょう。また、一年半以上が経過した東日本大震災からの復興、エネルギー政策の道筋作りなど、日本独自の課題は残されたままです。私はエコノミスト・ストラテジストとして、世界経済が2008年のリーマンショックを機にした不況から完全には立ち直っておらず、ギリシア・スペイン等欧州の財政危機・金融危機が進行しており、アメリカも財政問題、中国も都市と農村の格差問題・不良債権問題が深刻化している中で、日本が現状を打開できれば、世界経済での地位を高めることができるまたとない機会が2013年~2014年に到来していることを見逃してはいけません。急速な高齢化という経済にとっては逆風が吹く中で、日本が財政再建を進めながら成熟国家として新たな安定的成長を遂げることは十分に可能です。年末・年始の私の講演でもこの点を取り上げて欲しいという声が聞かれます。今日11月17日は長崎県大村市で「社会保障と税の一体改革」の学習会でお話しさせていただきます。社会保障費(年金・医療・介護福祉他)という、国家財政の最大(約3割)かつ減らすことが至難の技であるものにどのように対応するか、皆さんと一緒に考えたいと思います。(画像は夕方の新宿の歩行者天国。国民の生活がどうなるか、岐路に立っている。)

カテゴリー: 世界日本経済, 医療福祉 | コメントは受け付けていません。

長崎市外郭団体等経営検討委員会最終報告を田上市長に提出させていただきました

11月13日午後、長崎市外郭団体等経営検討委員会の最終報告を、委員長である私から田上富久市長に提出させていただきました。この委員会は平成21年11月から約3年間にわたり、20回(1回3~4時間)開催され、18団体の経営評価をして、提言書をまとめてきました。各委員の皆さんや、長崎市行政体制整備室・団体所管各部課の皆さんには多大の協力を得て無事この委員会が終わったことに感謝申し上げたいと思います。特に、各委員の皆さんは、民間企業・大学等で経営者として多忙を極めておられる方ばかりで、本委員会の社会的使命・市民生活に与える影響の大きさから、経営分析・経営改革提言に積極的に協力していただき、本当にありがとうございました。田上市長には私から、①最終報告の内容を踏まえ、速やかに見直しの検討を行っていただきたい、②すでに中間報告で提言していたにも拘らず、見直しが進んでいない実態が見受けられることから、早急な対応を図る必要があること(長崎つきまち㈱など)、③対応・実行の進行管理については、行政内部で定期的に行うほか、外部の審議会に報告し、意見に反映することをお願いいたしました。田上市長からは、謝辞の後、①市民への説明責任を果たしていきたい、②外郭団体の経営には民間的な発想を入れること、スピードも要求される、③本委員会の提言書の定期的なフォローは行政改革審議会で行っていくことも考えたい、とのお話しをいただきました。高齢化と人口減少が急速に進む長崎市の財政は中期的に見ると大きく悪化する可能性があり、各外郭団体の社会的使命を勘案して、民間的手法も取り入れ、安定的に経営できるような体制にしていく必要があると思います。

カテゴリー: 経営, 長崎 | コメントは受け付けていません。

1 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 132