国際観光船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」が寄港しました

6月22日午後6時、国際観光豪華客船ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(13万7千トン、バハマ船籍)が、午後6時、長崎港を出港しました。長崎港の入り口にある女神大橋の橋脚の高さはこのクラスの大型船に合わせて設計したと橋梁の専門家に聞きました。今年は、長崎への国際観光船(クルーズ)寄港回数は82回の予定です。長崎県は松枝国際観光船ふ頭を現在の360mから3バース化して1㎞へと延伸する方向で検討しています。今日も長崎市中心街である浜の町商店街や大波止の商業施設夢彩都(イズミ)は、アジア系外国人の買い物客であふれていました。ドラッグストアや大型電気店の袋を持った観光客が多かったようです。国際観光船で来訪する観光客の消費行動や長崎の評価(良い点・足りない点)や経済効果については、新聞・テレビ・ラジオ等で報道されている通り、ながさき地域政策研究所は詳細にアンケート調査をベースとして分析しており、商店経営や政策に活かせる点が多いと思います。

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改正離島振興法が改正されました~ソフト事業も交付金が受けられます

6月20日、離島振興法改正法が成立し(2023年3月末まで延長)、「離島活性化交付金」が創設されました。これにより、ガソリン流通コスト対策、妊婦の通院・出産支援、高校生の就学支援等にも交付金を活用できるようになります。各離島は企画力を発揮して、実施したいソフト振興策への支援も可能となります。現在、6回シリーズで私がNBCラジオで各離島の観光・物産振興策を提案しており、先週は壱岐、昨日は対馬を取り上げました。離島の交流人口の増加、定住人口の安定を図るための手法は様々あるので、各離島の実情に応じた政策を、より打ち出すことができるようになります。なお、今回「国境離島新法」制定はできませんでしたが、国境離島は、国の領土領海や排他的経済水域、水産資源・地下資源の権益にも影響するので、引き続き制定に取り組んでいくべきであると思います。

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今夕「建設業の繁栄のために~今後の環境変化と経営発想」と題して講演します

6月20日午後4時、㈱東洋ガス事務所(東長崎)で「建設業の繁栄のために~今後の環境変化と経営発想」と題して講演をさせていただきます。私が東京でも業界・企業からの依頼で講演しているテーマで、長崎で講演するのは2回目です。生業(なりわい)から企業への転換を図り、経営発想で、伸びるマーケットに参入し、地域でシェアを取っていくことが、企業の発展だけでなく、地域の発展にもつながることをお話ししたいと思います。ご自分にとっても後継者にとっても魅力のある建設企業を作っていくにはどうしたらいいかをお集まりいただいた経営者の方々と一緒に考えたいと思います。急速な高齢化が進む長崎地域では(全国の縮図かも)、医療福祉分野だけでなく、建設業の重要性も高まっているのです。

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長崎近代化遺産研究会の新ホームページができました~内容の充実を図ります

6月18日夜開催された長崎近代化遺産研究会6月例会で、同研究会の新ホームページができたことが報告されました。全国の方々からの問い合わせが増えている、ユネスコ世界遺産登録を目指している「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産のガイドや、23年度に発行した書籍「長崎県の石炭産業と近代化遺産」(非売品)の紹介も掲載されています。まだまだシンプルなサイトですが、県南・県北を問わず、重要な近代化遺産(登録文化財)が増えていくので、内容の充実を図っていきたいと思います。ご意見などがあれば、fbからでもください。アドレスは、http://www.nagasaki-heritage.com/です。

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ユダヤ人とギリシア人~マルク・シャガール展を見て

6月17日、長崎県美術館で「生誕125周年記念シャガール展2012」を見ました。6月10日のオープニングセレモニーには出席させていただけなかったので、一週間後の鑑賞となりました。日本人には「愛」をテーマにした解り易い絵が多いのでシャガールが好きな人が多いと思います。私は25歳の時に、印象派の画家が多いアメリカのシカゴ美術館(Art Institute of Chicago)で初めて見た「誕生」を始めとする作品群に魅了されたのを覚えています。今回のシャガール展は、「ユダヤ劇場」と「ダフニスとクロエ」ではないかと思います。ユダヤ劇場は1920年代にロシアのモスクワにユダヤ劇場が設立され、その装飾のためにマルク・シャガールが招待されたものです。ユダヤ人はその後迫害を経験します。「ダフニスとクロエ」は、古代ギリシアの詩人ロンゴスにより2世紀後半~3世紀前半に書かれたとされる、牧歌的な恋愛を語った散文詩で、エーゲ海のレスボス島を舞台に、山羊に養われているところを発見された男児ダフニスと、羊に養育されているところを拾われた女児クロエの二人が出会う物語です。この物語は以前ルーブル美術館で見たコトーの彫刻や、三島由紀夫の「潮騒」のモチーフともなりましたが、シャガールがなぜこの有名な物語をモチーフに一連の版画を制作したか、わかるような気がします。ギリシア文明はヨーロッパ統合の精神的主柱なのです。そして、今朝6月18日早朝、ギリシア再選挙で新民主主義党(ND)が優勢と伝えられました。ギリシア人のプライドとヨーロッパのドイツフランスなど他国との綱引きはまだ続くのではないでしょうか。ギリシアの失業率は25%で、1929年の世界大恐慌時と同じです。

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長崎県の木材をもっと輸出・販売したい~長崎県森林組合連合会のプロジェクトに参加予定

6月13日、長崎県森林組合連合会(代表理事会長:八江利春氏)の専務理事様他が来られ、「県産材貿易推進と利用拡大プロジェクト」に座長として参加させていただくことになりました。材木価格が低下しており、長崎県産材の利用拡大を図ることにより、県内の林業および木材産業の活性化、森林の整備推進、その方策としての県産材輸出の可能性を検討することを目的とするプロジェクトです。かつて対馬材他の県産材を中国に輸出し、フローリング材等として、北米・日本に輸出するスキームを検討して(拙著「こうすれば地域再生できる」2007年、75~76ページ)、一部試行していただいたことがありましたが、経済成長を続けるアジアに輸出するチャンスが再び到来しています。鍵は輸出相手国の需要の所在とコストです。私の経験を振り返ると、鮮魚・水産加工品を上海に輸出するプロジェクトを佐世保魚市場・長崎魚市場等と一緒に進めることも、当初は中国・日本の当局規制が厳しくて実務が成り立たなかったのですが、今はかなり輸出が可能となっています。現場感覚のある客観的な市場調査と経済計算が求められています。

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東洋大学アジアAPPPI研究所サム田渕所長にお会いしました~PPPの将来を展望しました

6月9日、大阪の有力オーナー経営者のご紹介で、東京大手町の東洋大学大学院経済学研究科・アジアAPPPI研究所長)・サム田渕教授(国連PPP推進局副理事長)にお会いしました。田渕先生はアメリカ大統領とも近い関係にある日系アメリカ人で、私が横浜市経済局の「地域金融研究会」の委員をしていた際にお会いした(中田市長様の時代)、東洋大学の根本祐二教授(当時は日本政策投資銀行)と一緒に研究教育を進めておられるとお聞きし、一層親近感が湧いてきました。私自身も官民連携プロジェクトを九州・長崎県を中心に進めているので、大変有意義な出会いでした。今後国・地方財政が厳しくなるため、従来とは異なった、民間によるファイナンス部分を大きくし、政府の補助金を圧縮したPFI(Private Finance Initiative )・PPP(Public Private Partnership)方式を採用していかざるを得なくなるという点で意見が一致して、楽しい時間でした。また、田渕先生とは東京でお会いしたいと思います。

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人間は「食べる」ことに始まり「食べる」ことに終わる~これからの食提供サービス

6月13日、生活協同組合コープおおいたが提供している「コープの夕食宅配、ふれあいハート便」を試食しました。これは、熊本市にある㈱すぎのフーズ(パンで有名な㈱フランソアの子会社)が提供している弁当・寿司・惣菜を月曜日~金曜日、毎日宅配しているものです。試食したのは、496kcal、塩分1.8gの献立で、牛肉のすき焼き風煮、野菜の豆腐煮、小松菜のごま和え、パンプキンチーズサラダ、白飯でした。高齢者向けの宅配弁当で、若者には物足りないかも知れませんが、低カロリー・減塩で、健康弁当としては大変良い商品です。高齢者世帯・独居世帯、自分で食事を作れない人が増える長崎県でも同様の宅配弁当が必要になると思います。子供の食(子供の時、何を食べて育ったか、母親の愛情が注がれていたか)」も人生を左右しますが、高齢者の食も人生の終わりに最も重要な課題になるのではないかと思います。医療行政・公衆衛生に人生をささげた私の母が、私が子供の時いつも言っていた「人間は最初と最後が最も大事」という言葉を時々想いだします。人間は食べることに始まり、食べることに終わると思います。

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日本の経済産業が成長するために~「九州産業融合型経済研究会」で議論

欧州危機が深刻化し、新興国を含む世界経済の成長鈍化が顕著になる中で、日本が成長性のない国になることは、将来の自立的な社会保障・財政システムを含め、様々な問題を引き起こすと考えます。今は金融緩和によるデフレ脱却を目指していますが、国家戦略としても、潜在成長率を高める政策が同時におこなわれないと、20年近く続いている日本のデフレ脱却は難しいと思います。日本の戦後の成長は、政府の有効な戦略・産業政策があり、官民共同で行われてきたと言えますが(たとえば輸出型=自動車・電機等)、成熟経済化を展望し、2000年以降、国は産業政策を重視しなくなりました。しかし、国よりも小さな地域で、民間の力を促進することが必要な地方では、今も、一定の産業政策が必要ではないかと思います。福岡市にある九州地域産業活性化センターにおかれては、「九州産業融合型経済研究会」を発足し、成長産業分野振興のための融合化促進及び革新企業の発掘・振興についての議論をし、プロジェクトの抽出・提案を行う予定です。九州地域を新たな成長を促す「産業融合地域」として変革するにはどうしたらいいか、九州の中小企業がこれにどのように参加するのか、方策を探ることは重要で、国にとっても必要な検討だと思います。私も委員の一人として参画する予定です。

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経営者の本が必要となるとき~私が成長企業の経営者に勧めている経営者本

6月12日のモーニングサテライト(東京12チャンネル)で、中国で日本の経営者(松下幸之助氏、稲森和夫氏、柳井正氏など)の本が売れており、稲盛和夫氏(京セラ、JAL)の書かれた本が100万部を突破したことが取り上げられていました。稲盛氏は、重慶で行われた経営者の大会で講演し、テレビ局からの取材で「中国が先に豊かになれる者から豊かになるという改革開放が格差を生み、曲がり角に来ており、その打開に参考になるのでは」という意味のコメントをされていました。私の経験を振り返ると、経営者が壁にぶつかったり、従業員やお客様とさらに成長しようとするとき、「生き方、考え方」が成否を大きく左右します。そのような場合、他の成功した経営者の苦悩・失敗と栄光・成功の道筋が大変役立つと思います。私は若い時から生前の松下幸之助氏、レオ・メラメド氏(CME=シカゴマーカンタイル取引所=会長)を始め多くの優れた経営者から直接多大の影響を受けてきました。いつも忙しい経営者に会うことはできませんが、経営者本も書かれた生き様を学習するという点で、大変役に立ちます。自分が経営者でない場合でも、経営者の参謀役として経営者の行動を理解し、ともに方針を考える必要がある人も常に優れた経営者に会い、経営者本を読んでおくことが必要です。「人間の本質」を理解することなく、企業・組織を経営することはできないからです。私は週に2冊程度は本を読みますが、繰り返し読み返している本に、本年4月に出版された経営者本「成功は一日で捨て去れ」(柳井正氏著、新潮文庫)があります。常に成長を続けるファーストリテイリング(ユニクロ)の経営者として経験した様々な苦悩・失敗(マーケテイング、役員の人選、企業買収など)が克明に書かれていて、失敗した際にどうしたか、が全国の経営者にアドバイスしている私には最も参考になります。特に成長企業の経営に携わる方々にはお勧めしており、毎年の新年の抱負が収録されているほか、Fast Retailing Way(企業理念)のStatement「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」(佐藤可士和氏と作成した)をどう実現してきたかに注目してほしいと思います。

 

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