長崎くんちが始まりました~昨日のNBCラジオ「あさかラ経済コラム」で「学びなおし」を取り上げました

10月7日は長崎くんちの初日。笛の音で目が覚めました。早速御旅所に行き、設営されて間もないお社にお参りしました。月が明るく御旅所を照らしています。昨日、10月6日は、NBC(長崎放送)ラジオでレギュラー出演している「あさかラ経済コラム」で、「学びなおしで発奮」と題してお話させていただきました。9月28日に私が博士号を授与されたことに絡め、「還暦を過ぎてから学ぶこと」をテーマに、その大変さと喜びをお話しました。「私は若い時に研究をしたかったのですが、経済的な理由や仕事の忙しさから博士課程に行くことができませんでした。」「若い時に勉強したかったけど、十分にできなかった方は多いと思います。教育を取り巻く環境は40年前とは大きく変わっています。『学びなおし』をするいい機会ではないでしょうか。」私の場合、博士課程に3年かかったのですが、原因として、そのうちの1年は、シンクタンク経営以外に東京都庁専門委員(特別職)を依頼されて豊洲・築地市場問題に関わり、論文作成が遅れたことがあります。最後にパーソナリテイーの平松誠四郎氏が、予め作成した原稿にないのに、「2017年ノーベル文学賞は長崎市出身のイシグロ氏に授与されました。菊森さんも経済学賞を目指されたらいかがですか。」と振ってこられたので、笑いながら「彼も62歳でしたが、ノーベル経済学賞は日本人にはいないですね。」と返しました。「年齢や経験に合った研究や学習をできる社会がいいと思います」と締めくくりました。

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波佐見町での手作り感ある全国棚田サミットに感動~人間教育に裏付けられた「おもてなし」

9月28日・29日に長崎県波佐見町で開催された第23回全国棚田サミットにコーデイネータとして出席させていただき、地域としての底力を感じました。これだけの規模のイベントなら、外部委託もあり得たと思いますが、町役場は、職員総出で企画・実施してきたとみられます(平日なので、通常業務もこなしながら)。私自身、波佐見町には15年前から街作りに少しずつ拘わらせていただき、「街づくりは人作り(人材育成)」を実行されて、東京ドームでのテーブルウエア販売での情報発信により磁器販売が加速し、また、体験型・農村型観光で成功されて来ました。町役場と民間が協力して街作りに取り組んできた成果が現れていると思います。今回の棚田サミットで、私は、波佐見町の焼物公園を訪れた際に、波佐見東小学校5年の石橋威吹輝君から、おもてなしカード「ぼくのわたしのだいすきな波佐見町」を手渡しで頂きました。小学生たちが、今回のサミットに来られたお客様に色鉛筆で手書きのカードを書いてくれたのです。教育現場の先生方も知恵を絞られたのかもしれませんが、自然な「おもてなし」が街を繁栄させると思いました。小学生に教えられた気がしました。この光景を見て、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」(熊野古道)の調査に来られた「国際記念物遺跡会議」(イコモス)の委員が、子供たちが一生懸命郷土の世界遺産候補構成資産を学習している姿をたまたま見かけて、大いに感心したという話を熊野市で聞いたことを思い出しました。「サプライズがおもてなしのレベルを上げる」ことは料亭・ホテルを含め、効果的な場合があります。郷土の魅力を外部から来た人に伝えることを小学生の時から行っていることに驚きました。(画像は向かって右から、一瀬政太波佐見町長・私・原田賢一鬼木棚田協議会役員)

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長崎県波佐見町で行われた「全国棚田サミット」に出席~若い次世代の農業者の方々の力を感じました

9月28日・29日に長崎県波佐見町で開催された、第23回全国棚田(千枚田)サミットに出席し、第一分科会のコーデイネーターを務めさせていただきました。第一分科会では、「迎えよう、社交あふれる美しい棚田で」をテーマに、4人の若い農業者の方々が自らの農業ビジネスへの取り組み事例を紹介していただき。①棚田の保全と活用、②農業のビジネス化(ファミリービジネス)、③後継者育成、④地域外人材とのネットワーク構築(農業研修生・国際交流・地域おこし協力隊等)について、積極的な意見や提案をしてくださいました。特に、農業ビジネスで、「外貨を稼いで地域を回し、雇用の受け皿を作ること」の重要性、そのために、地域の「レベルの高い」「deepな」農村・農業を見せること」の重要性についても議論されました。また、農家の「事業承継」は相続とは異なり、承継する側「農家のこせがれ」が、親に提案し、実績を示すことが大切など、事業承継・後継者育成についての意見も出されました。29日は、波佐見町の「鬼木棚田」を見学に行きました。素晴らしい壮大な棚田です。

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「平成29年度長崎市政策評価に関する報告書」を田上市長に提出~政策評価手法の水準が年々高まっています

9月26日午前11時、長崎市総合計画審議会の「平成29年度長崎市政策評価に関する報告書」を副会長として、マスコミ公開の下、杉原敏夫会長・蒲原新一第二部会長・石川由香里第三部会長とともに、田上市長に提出しました。長崎市の政策評価手法の水準が全国的にも高い水準に来ており、私からは、今後の課題として、①成果指標の工夫は政策評価の最重要課題であるが、「欠くべからざる目標数値」(例えば、観光客数・観光消費額)と、「そうでない目標数値」に分け、後者については、変更もあることを念頭に置いて運用すること、②総合計画の対象外となっている、職員の市民への対応や教育・広報公聴システム・財政計画の進捗は、市民から見た場合重要な課題であり、総合計画に大きな影響を及ぼすので、何らかの形で政策評価の対象にすることを検討すること(横浜市・四国中央市等で実施されてきた「バランス・スコア・カード」の考え方)等を提案しました。田上市長からは、「今は変化の時代であり、新しい価値観に変わりつつある中で、より長い目で市政を変えていくことが必要になると考えている。有益な意見をお聞きできた。」とのご発言がありました。

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「食と観光」の融合:長崎県波佐見町「全国棚田サミット」~三重県伊賀市島ヶ原村にも、おしゃれなカフェ・レストラン「夢の道」

9月28日、第23回全国棚田(千枚田)サミットが開催され、私が、第1分科会のコーデイネーターを務めさせていただきます。陶器の町「波佐見」が全国にブランドを発信して、陶器とともに「食と観光」による発展を実現したことを嬉しく思います。そして10月1日は、ながさき地域政策研究所が16年目を迎える記念の日。この15年間、長崎県民の皆さんに支えていただいたことに心から感謝申し上げます。15年前から、長崎県は県南・県北・県央・離島・島原の各地で「食と観光」の融合を実現することにより発展してきました。私が生まれた、三重県伊賀市島ヶ原にも、おしゃれなカフェレストラン「夢の道」ができて、地産地消を活かした食事を提供しています(画像はランチ、これにご飯とみそ汁がついて800円)。硬めの豆腐・野菜の煮つけなど、私の年代には懐かしい田舎の「母の味」です。12品が小鉢に並び、手を掛けた食事です。経営者は、昔から村で製材所を経営する方です。島ヶ原は、奈良時代からある集落で、奈良の二月堂・三月堂の原型となった藤原密教仏を安置する真言宗の「正月堂」、天台宗の「西念寺」があります。関西本線の「島ヶ原」駅が便利です。近くに行かれたら、是非、田舎の食事を楽しまれたらいかがでしょうか。

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エンジニアリング・ブランド研究会と社会福祉法人の社員総会に出席

9月14日夜、日立製作所の藤井享氏のご紹介で、日本開発工学会のエンジニアリング・ブランド研究会に初めて出席させていただきました。現在、長崎県で進めている、ロボット・IoTの産業化案件の基礎となる技術の活用策を研究するもので、今回は、「位置の知り方、3D地図の作り方ースマホやドローンから人工衛星までを扱う空間情報技術(ジオインフォマテイクス)ー」をテーマに、芝浦工業大学土木工学科准教授・中川雅史先生の講演でした。長崎県での災害調査・環境調査、土木インフラのメンテナンス・調査、i-construction等に、空間情報技術の活用が不可欠になりますが、活用領域はこれから広がると感じました。

15日夜は、社会福祉法人千歳会(左敬真理事長、東京都中央区日本橋)の社員総会に出席し、「社会福祉法人のガバナンス・コンプライアンスの取り組みについて」と題してスピーチをさせていただきました。横文字で分かりにくい言葉ですが、法令遵守や社会的要請への対応が、今年4月から社会福祉法人にさらに求められてきたからです。左理事長(40歳)は、「介護から日本を元気に」を目的とし、介護人材の育成を目指す「介護甲子園」を企画・運営する日本介護協会の理事長でもあります。介護の現場は大変な努力をされており、2025年に向けた国の制度変更・法改正の中で、経営・運営両面の戦略と実行が必要になります。

16日台風18号上陸の前に移動し、長崎に戻ったら、東京都の小池知事から専門委員(市場問題PT)の「発令通知書」(委嘱を解く)が届いていました。 豊洲市場・築地市場の議論が本格化してから1年が経ちました。

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鉄川輿助の書評を書きながら空から景色を眺める秋が来ました~「雁になり降りたし東京デイズニーに」「伊木力(いきりき)は温かき大地や青蜜柑」

9月9日大村市内の居酒屋「つんなも」で長崎・大村・諫早文化人の会に出席させていただきました。長崎から大村にJRで移動中、長与線経由だったので、まず蜜柑畑の谷を見下ろしながら、汽車が進みました。「伊木力(いきりき)は温かき大地や青蜜柑」(原句:伊木力の青き蜜柑の谷越えて)。俳句の先生に蜜柑畑の画像をお送りしたところ、「山の頂上近くまで蜜柑畑を伐り拓く勤勉な人柄が読みとれますね。」という感想が返ってきました。また、線路が大村湾のすぐ近くを走り、全国でも珍しい「静かな海面」を楽しみました。「薄野(すすきの)の傾ぎ大村の海藍し」(原句:大村湾薄越しなる水面かな)。「岬の端の薄の群落が湾からの風に翻弄されるように、真っ青な海原に吸い込まれるように傾き打っている様子」と先生からコメントをいただきました。次の10日、長崎から東京への飛行機の中で、長崎市長崎学研究所紀要への寄稿のご依頼があった、喜田信代著「天主堂建築のパイオニア・鉄川輿助ー長崎の異才なる大工棟梁の偉業」の書評を夢中で書いていました。ふと、眼下を見ると、東京デイズニーランドが手に取るように見えました。「雁になり降りたし東京デイズニーに」

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長崎フランス料理の会食~隠れ家的レストランでの上質な時間

9月8日夜、私の仕事での進展と学位論文の終了を祝って、長崎のロアジス坂本でのフランス料理の会食にご招待いただきました。ここは、隠れ家的レストランで、丸山の路地を入ったところにひっそりとありました。お料理も魚がアラ(クエ)、長崎牛など、土地の食材をふんだんに使った上品なフレンチでした。この歳になって学位論文もどうかと思いましたが、人生の中で、やり残したことの一つだったので、東京の学会の会長や長崎の諸先生方の勧めもあり、仕事や講演や東京都専門委員等の合間を縫って、これまでの学術論文以外に、論文を作成しました。敢えて難しいテーマにチャレンジすることを勧めてくださり、これまでの経験から得られた知見を科学的に一緒にまとめてくださった指導教官(主査)をはじめ、ご指導いただいた先生方に心から感謝しております。論文をベースとした新しい本を出版したいと思います。

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学位論文の公聴会で論文概要説明をさせていただきました~ご出席いただいた各界の皆様有難うございました

9月7日、長崎市内で私の学位論文の公聴会が開催され、大学関係者のみならず、マスコミや企業の方々にも来ていただきました。有難うございました。論文は「地域振興における効果的な人口・観光・物産振興政策のあり方~長崎県の事例を踏まえて」(本文108ページ)。過去7年間に公表した学術論文6編(査読付き)のエッセンスも含め、新たに地方自治体の「政策選択」と、地域全体でそれを実行する「地域経営」能力・手法をリンクさせたフレームワークを提供する内容となりました。地域経済・地域経営の枠組みと手法の理論化(統計解析手法を含む)と、実証・事例分析を、今後も行って行きたいと思います。会場からは、産業政策などに関する前向きのご質問や、各先生から励ましのお言葉を多くいただきました。

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築地は集客都市ー先端医療と市場と~「秋光の都築地に人溢れ」

9月5日早朝から築地に行くと、国立がん研究センター中央病院と築地中央卸売市場が向かい合って、いずれも人であふれていました。先端医療と市場と、目的は異なりますが、日本人も外国人も集まる「集客都市」です。「秋光の都築地に人溢れ」「天高し築地に人の溢れけり」。高い秋の空のように、築地が「明るい未来を描く街」であって欲しいと思います。築地市場も5年後に大きく生まれ変わることと思います。5日は、JALニューヨーク便のエンジントラブルで羽田空港の離着陸が大幅に遅れ、長崎に戻ったのが22時ころでした。7日は午後から、私の学位論文の公聴会が開催されます。

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