母といただくおせち料理~母の「生きざま」を感じるひと時

一昨年父が亡くなってから奈良で一人で住んでいる母と正月を過ごすため、12月30日-1月1日午前は東京で、1月1日午後-2日は奈良の実家に行きました。昔は母が祖母とおせち料理を作っていたのですが、今は、奈良生協から持って来てもらい、部屋を暖かくして待ってくれていました(奈良の冬は底冷えするので心配です)。2日朝の雑煮は子供の時から慣れ親しんだ野菜とキノコが一杯入った「母流」の雑煮でした(画像)。母は若い時から医療分野で三重県庁・奈良県庁・奈良市役所に70歳まで勤めた今でいう「キャリアウーマン」で、私が子供の時は大変寂しい思いをしたこともあります。その分、父と祖母が愛情を注いでくれました。祖母より昔の我が家の先祖や親戚の話は、母かお寺さんしかわかりません。母が元気なうちにできるだけ頻繁に奈良に帰り、色んな話を聞いておきたいと思います。

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2017年新年に思う~初詣で神様へのお参りの習慣を子供たちにも伝えたい

明けましておめでとうございます。元旦は、いつものように、新宿区の自宅近くの須賀神社にお参りに行きました。全く同じ神社なのに、元旦はなぜか新しく、すがすがしい気分になります。ここ12年間東京にいるときは、毎朝午前7時に神社に行きますが、最近の一年で変わったことは、60歳代以上の方々のお参りが急に増えたことです。時々、お参りの順番を待つことがあります。自分が神様と話すときは、なるべく他人が待っている状態でない方がゆったりした時間が持てて心地よいので、境内で他人が帰るのを待っています。こんなに年配の方々の参拝が増えたのはなぜでしょうか。健康で前向きに行きたいと神様に願う方が増えたのかも知れません。あるいは、本当に困っている方が救いを求めてお参りされるのかも知れません。須賀神社には、本殿のほかに、大黒様、稲荷神社があり、それぞれご利益が異なります。エコノミストで、大学や社会で技術マネジメントやITや現実的な事業経営を教えている私が、日課として神社に行くのは不思議だと思う方もおられるでしょうが、この世の中には「人智を超えたもの」があることを経験している以外に、神様にはお願いするのではなくて「自分はこんなことに正しいと考えて取り組んで頑張っている。この考え方は本当に正しいのでしょうか。」と神様と対話して教えていただくことにあります。自分から具体的に提案しないと神様は教えてくれない。自分の心を謙虚に整理することが物事を成功(または良い方向)に導くのかも知れません。初詣は、子供たちに日本人としての習慣を教えるいい機会だと思います。子供の時は意味が解らなくても、大人になってお参りの意味がわかると思います。

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2016年を振り返って~今年も一年健康に過ごせたこと、新しい方々との出会いに感謝

私は、年末になると、今年も一年健康に過ごせたこと、新しい方々に出会えたことに感謝しています。そして、「世の中の役に立ったのだろうか」と静かに振り返るのです。今年も、世界を見ると、Brexit(イギリスのEUからの離脱)、アメリカ大統領にトランプ氏選出など、比較的大きな変動がありました。長崎・東京・奈良の3つの街でそれぞれの自分の使命(mission)を全うしたいと日ごろから思っています。今年は、2月に論文学会賞受賞、4月から長崎総合科学大学大学院客員教授(新技術創成研究所)就任や長崎市サステナプラザ・地球温暖化防止活動推進センター開設(顧問)、9月から思いがけない東京都専門委員就任(市場問題プロジェクトチーム)、11月のドラッカー学会全国大会in長崎のスーパーバイザーと父の一周忌など、あわただしく過ぎていきました。この歳になると不思議なもので、若い時のような先の見えない忙しさとは異なり、大局に立って物事が見え、先を見通した判断ができる(身体ではなく頭が忙しい)ようになるようです。来年もまたいい年になることを祈り、静かに今年を終わりたいと思います。

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2017年長崎県経済の見通し(NBCラジオ2016.12.28放送分要約)~経済は「晴れ」だが、県北・県南・離島とも「観光の付加価値化」が課題

2015年12月9日、「2016年長崎経済の見通し」と題してお話しした際に、「最悪の事態も考えながら、着実に成長することが必要になるのが2016年」と締めくくりました。2016年には、経済というよりも、政治の変化、例えばBrexit(イギリスのEUからの離脱)や、アメリカ大統領選でのトランプ大統領選出という二大激変が起こりました。これらの激変は、当初マスコミや大方の識者が予想していたこととは反対の結果となり、一旦は将来の経済に対する不安が高まりましたが、原油価格の安定もあり、年内は、世界経済にプラスの影響をもたらしています。
2017年の日本経済は、今年の1.0%から0.9%へと引き続き回復基調をたどると予測しています。円安傾向やアメリカ経済の好調を背景として、輸出産業やインバウンド観光が伸びると考えます。長崎県経済については、2017年は堅調な個人消費・住宅投資や高い水準の公共投資を背景として良好な経済を実現すると予測していますが、造船業界の動きには注視することが必要と考えます。アメリカがトランプ政権に変わり、アメリカ経済の成長に支えられる形で景気の緩やかな拡大が見込めるうちに、長崎県経済が準備しておくべき三つの課題は次の通りです。
① 2016年には実現しなかった、教会群の世界遺産登録を早期に実現させることです。既に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の主要構成資産には、国内外の観光客が多く来訪しており、旧グラバー住宅や端島・高島など、「資源磨き」や観光インフラ整備が不可欠です。
② 佐世保市や対馬市・壱岐市など「日本遺産」登録が実現した地域の本格的な観光振興です。県北・離島の大きな観光資源になると思います。
③ 外国人観光客の増加に伴う観光のレベルアップも重要ですが、加えて、観光消費額の拡大に資する土産物開発や水産品販売拠点の整備などが喫緊の課題です。また、県と佐世保市で準備中のIR(統合型リゾート)も早ければ2017年中に実施法が制定される可能性も高く、準備が急がれます。
最後に、年末恒例の経済お天気占いによれば、2017年の長崎県経済は、天気予報に例えると、「晴れ、アメリカ次第では曇り」だと思います。

(今回の記事は、NBCラジオが聞けない地域の方からのご要望があって、ブログに掲載させていただいています。)

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佐世保市・佐々町の近代化産業遺産調査のため県北を訪問~炭坑・鉄道・そして橋梁を巡る旅

12月26日、佐世保市・佐々町・ハウステンボスへの年末挨拶を兼ねて、28年度県から私他が採択いただいた、「佐世保・北松の近代化産業革命遺産調査研究」の調査のため、県北を訪れました。この研究は、これまで、長崎大学工学部岡林隆俊名誉教授が進めて来られた、北松炭坑・鉄道・橋梁等の研究成果を踏まえ、同先生にアドバイスをいただきながら新たな地域資源を掘り起こし、観光ルート開発などに活かすためのもので、長崎近代化遺産研究会全体で行っているものです。佐世保市は日本遺産登録により多くの産業革命遺産が保存活用されていますが、今回は、教育委員会社会教育課河内野主査にお会いして、炭坑・鉄道・橋梁に関する文献や市史について教えていただきました。佐々町では大瀬副町長・企画財政課の井手課長補佐・郷土史家の朏(みかづき)由典(ゆうすけ)氏から実経験を踏まえたお話しを伺いました。佐々町は、明治時代から我が国有数の炭坑開発が行われており、瀬戸内海の塩田の乾燥エネルギーや関西電力の燃料として船で、相浦・真申(まさる)・臼ノ浦(うすのうら)等の港から運ばれていたことがよくわかりました。私も審査に関わらせていただきましたが、佐々町は、「記憶は未来へ旅をする~炭鉱・国鉄松浦線とともに~」が佐々町町制70周年記念作品として、これまでの近代化遺産の歴史をまとめており、全国の鉄道ファンから問い合わせがきています。

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飛行機で読んだ1冊②~「田中角栄・魂の言葉88」

2016年は田中角栄の人物としての再評価が行われた年だったと思います。12/24の東京から神戸経由長崎への飛行機で読んだのは、昭和人物研究会「田中角栄・魂の言葉88」でした。これまでロッキード事件の記憶があるので、評価が分かれるところだったと思いますが、政治家としてのリーダーシップの在り方や、現代人が失った大事な「人の心を尊重する」ということを改めて教えてくれているような気がします。田中角栄の人物を形成したのは、お母さんのフメさんだったと感じました。秘書・早坂茂三の記述に「角栄が54歳で内閣総理大臣に指名された日、テレビにクローズアップされた角栄の貌(かお)からは、とめどもなく汗が噴き出していた。母フメは紋付羽織でテレビの前に正座し、倅(せがれ)の顔を見ていたが、汗びっしょりである。フメは黙って袂から手拭いを取り出し、画面に映る息子の汗を拭き始めた。部屋に溢れた人たちは、初めそれを見て笑い声を漏らした。が、やがて人々の間から無遠慮な笑いが消えてそれが忍び泣き、すすり泣きに変わり、部屋全体に広がっていった。」というくだりがあります。現代では地方から苦労して立志伝中の人物になって政治家を志すという人物はほとんどいないと思いますが、国家ビジョン達成のために、「人の心を尊重する」ことが、人を動かし、官僚を動かし、国を動かしたのだということがよくわかります。若い人に田中角栄のことを話したら、「昭和な話」と笑われそうですが、人間の本質は変わりません。

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東京都庁市場問題プロジェクトチーム会議(第4回)に出席~コールドチェーン・衛生管理のレベル

12月21日午後6時から8時過ぎまで、第4回市場問題プロジェクトチーム会議が開催され、マスコミ公開・インターネットテレビ中継の下で、豊洲市場の施設の安全性・機能、特に温度管理(コールドチェーン)・衛生管理のレベルについて議論しました。夜の会議となったので簡潔な質問をと思い、私からは、①豊洲市場が、築地市場からの移転だけではなく、「市場イノベーション」の役目を果たす市場であると考えており、市場取扱量が水産品で築地の1.37倍、青果で同1.19倍という計画ですが、水産品の1.37倍は、どのように計画したか(日本近海での漁獲高が減少する中でどのようなビジネスが増えると考えて計画したか)、②豊洲市場は日本で最大の「閉鎖型市場」(外気から遮断し、塵埃と虫の侵入を防止し、温度管理をしやすくする)ですが、欧米の閉鎖型市場の事例を調査したのであれば、フランス等では電気・エネルギー料金等維持管理コストをどのように削減する努力をしているか、の2点について、質問させていただきました。整備・運営コストが増高することにより、その負担の一部を卸・仲卸業者等業界と、残りを東京都が担うことになり、建設・運営には費用対効果を考えざるを得ないと思います。(画像は12/22日本経済新聞東京版記事)

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2017年長崎経済の見通し~NBC「おはようラジオ」で放送

12月28日午前8時25分、NBC(長崎放送)ラジオの「平松誠四郎のおはようラジオ」で、年末恒例の、私による「2017年長崎経済の見通し」についてお話しさせていただきます。昨年末時点では、今年、英国のEU離脱回避やアメリカ大統領選でヒラリー・クリントン氏が選出されるというのが大方の予想でしたから、いずれにしても変動の激しい年になると考えていました。ところがこのいずれもが期待を裏切り、大変動の年になりました。2017年には、世界景気の落ち込みもありうると考えていましたから、昨年末には、「最悪の事態も考えながら、着実に成長することが必要になるのが2016年」とコラムを締めくくりましたが、果たして2017年の世界・日本・長崎県の経済はどうなるのでしょうか?気になる方は、ラジオを聞いてください。

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飛行機で読んだ1冊~「がんでもなぜか長生きする人の心の共通点」

私が飛行機で移動中に読む本のことをこのブログでも書いてきましたが、今回から「飛行機で読んだ1冊」と題して、時々書きたいと思います。長崎~羽田間は約2時間あり、ゆっくり読書できる貴重な時間です。12月10日に神戸三宮・ジュンク堂で買った、保坂隆氏(聖路加国際病院精神腫瘍科部長、慶応大学医学部出身、1952年生まれ)「がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点」は面白くて、3回読み返しました。長寿社会となった現在、二人に一人は癌にかかると言われており、「癌と付き合いながら生きる」ことが必要になってきています。癌になることは悪いことばかりではなく、癌になってから、家族や友達のありがたみが解ったという人も多いのです。第5章「何があっても心穏やかな人の共通点」に、病院の談話室で、「「お味噌は煮込んじゃだめよ。煮立ったらすぐに火を止めないと、風味が飛んでしまうから」という奥さんの言葉を真剣な表情で書き取っているのはご主人で、まるで先生が生徒を特訓しているようにも見えました。」というくだりがあります。「もっと早くお料理を教えてあげればよかったのに、ごめんね」と奥さんがご主人に言うシーンは、病院スタッフの間でも評判になり、涙を流す人も多かったと言います。筆者は、「死を次の次元への旅立ちと考えれば、生きる意味や自分のミッションが見えてきます」と述べ、スピリチュアルに生きることで、「心が震えるような体験ができる」と締めくくっています。癌でも長生きするための人間の英知は、精神性や前向きに生きる姿勢にあると思いました。

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統合型リゾート(IR)整備推進法が成立~地方創成型IRを全国に発信したい

12月15日、統合型リゾート施設(IR)整備推進法が成立しました。2005年ころから、カジノを含むIRの研究を進めてきた私としては、大変喜ばしいことだと思います。同時に、西九州統合型リゾート研究会有識者委員会・委員長、「長崎県・佐世保市IR構想」策定委員会の座長として、「地方創成型IR」「長崎県からの観光産業革命」をキーワードとし、全国にアピールして実現に向けて進めていきたいと思います。全国でも大阪・横浜など大規模なIRを推進する方針を出しておられる自治体がありますが、外国人観光客が地方にも多く来られている実態を見ると、歴史文化資源や食や離島など地方の魅力を感じてもらえる、地方の特色を生かした「地方創成型IR」を実現していくことは、地域の雇用を増やし経済を安定させるだけでなく、日本の観光の質を高めることにもなると考えます。NIB(長崎国際テレビ)ニュース(12/7)の取材に応じ、私は、「(長崎県が)1号案件を私は取ってしかるべきだと思っております。それに向けて最大限の努力をみんなでしていきたい」とコメントしています。

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