飛行機で読んだ一冊⑮~「世界を動かす巨人たち(経済人編)」

今年のような暑い夏は、体が疲れていたり、やる気が減退したりします。そのような時は、心に安らぎを与えてくれる本が一番いいと思います。私にとっては、先人の経験を書いた本を読むのが一番楽しい。その点で、各種の仕事を離れて経済人や政治家の経験を書いた自叙伝や、先人達を扱った評伝は、自宅や飛行機や避暑地でゆったり読むには最もふさわしいと思います。8月中旬の長崎ー関西間の移動中に読んだのが池上彰著「世界を動かす巨人たち(経済人編)」でした。扱っているのは、私がアメリカで会って人生で大きな影響を受けたウオーレン・バフェット氏、長崎大学にお招きして講演して貰ったジャック・マー氏(アリババグループ)、私が20-30歳代にアメリカで実業家としての辣腕ぶりを目の当たりにしてきたドナルド・トランプ氏、メデイア王ルパート・マードック氏、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、アマゾンのジェフ・ベゾス氏、facebookのマーク・ザッカーバーグ氏などです。世界的な投資家バフェット氏にしても、「チューインガムを売り、コカ・コーラを売り、新聞配達をして稼いだ金が、(26歳には1億円をはるかに超える金額となり)手元の雪のかけらを転がし続けたらこれだけ大きな雪の玉になったのです。」(p.89)と紹介されています。アマゾンは何故書籍から始めたのか(p.135)など、現在でも実行できる、人生やビジネスのヒントが多く隠されています。

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近所の四谷須賀神社がアニメ「君の名は」の聖地だなんて、昨晩気付きました

2011年6月に始めたこのブログも6年が過ぎました。このころから僕が健康の維持を願って、東京の自宅近くの四谷の須賀神社に頻繁にお参りに行くようになりました。それは、ここには清らかな気が流れており、不思議なことに体に力が漲ってくるからです。昨晩、僕のブログの読者の一人からメールがあり、須賀神社は、アニメ「君の名は」の舞台であり、パワースポットだということを知りました。アニメの中で、神社に上る脇の階段で二人が出会うシーンに記憶のある方もおられるのではないでしょうか?12年前からこの階段を上り下りして散歩しており、アニメの画像では美しく表現されています。2016年12月7日に「君の名はと伊賀組紐」と題してブログを書いていましたが、この神社に来ると俳句を作る意欲がわいてきて、自然に幾つかブログでも取り上げています。2017.4.12「神の庭心静かに花の舞う」、2017.5.25「敬虔なる祈りの宮居(みやい)青葉騒(あおばさい)」

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グラバービアガーデンの素晴らしい夕べ~「黄昏しグラバー園のビールかな」

8月17日夕方、大浦・南山手を東京の友人に案内し、18時にグラバー園に入場し、三浦環像の前でビアガーデンを楽しみました。あいにく入場と同時に夕立(豪雨)に見舞われましたが、その後の澄んだ空気の中で、ジョッキを傾けました。トマス・グラバー(1838-1911年)は、スコットランド出身の貿易商人で、世界遺産・旧グラバー住宅は日本に現存する最古の木造洋風建築です。住宅であり、商談の場でもあり、毎日対岸の三菱造船所を眺めて暮らしていたと思われます。さすがにグラバー園から三菱重工長崎造船所や女神大橋を望み、長崎港を見下ろす景色は素晴らしく、多くの観光客を魅了しています。グラバーとビールとの関わりでは、スプリング・バレー・ブルワリーの再建を三菱の岩崎弥太郎に勧めて、麒麟麦酒(現キリンホールデイングズ)の基礎を築きました。その意味で、グラバー園のビアガーデンは当時のトマス・グラバーを偲ぶ場所でもあるのです。「黄昏しグラバー園のビールかな」

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京都・神戸・そして長崎の夏~精霊流しも終わりました「長崎の辻に集まる送り船」「蝉の御所を見下ろし研究発表す」

8月13日の京都での同志社女子大での学会は、隣の御所の蝉の声が頻りに聞こえて来ました。「蝉の御所を見下ろし研究発表す」長崎への途上、神戸経由で、温泉に行きました。珍しく打たせ湯があり、その勢いが余りに強いので、肩や背中に当てたしぶきが周りに飛び散り、夏の日を浴びて、宝石のようにキラキラ輝いていました。「打たせ湯の飛沫を浴びる炎暑かな」有名な「洋食の太陽」で名物のオムライスをいただきました(画像)。東京の「グリル満天星」のオムレツライスと並ぶおいしさでした。また、「SWAAD」の本格インド・カレーと人の顔ほどもあるナンをいただきました。15日は長崎は精霊流しの日。午後6時から精霊を乗せた舟を送る行列ができ始め、けたたましい爆竹の音とともに、夜ピークを迎えます。さだまさしさんの「精霊流し」の静寂とは正反対の世界が現れます。「長崎の辻に集まる送り舟」

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日本ホスピタリテイ・マネジメント学会全国大会(京都)に出席~研究発表の座長を務めさせていただきました

8月12日、日本ホスピタリテイ・マネジメント学会第26回全国大会理事会が京都の同志社女子大学で開催され、理事として出席させていただきました。翌13日は、朝から研究発表が行われ、私は、3編の研究発表の座長を務めさせていただきました。同学会は、学術会議所属学会の中でも、古い時代に審査を受けて設立された学会です。今年、山本壽夫会長に代わり、会員増強や論文指導の強化を図っており、経営も刷新することが理事会で議論されました。私も2007年に長崎大会の実行委員長を務めた後、理事を約10年間務めさせていただいてきました。総会では、ホスピタリテイ・マネジメント研究を中心として、実証的研究と理論的研究の両方を強化し、大学院生他若い研究者を育成する方針が示されました。学会にも経営革新が求められます。研究発表で今回私が座長を務めさせていただいたのは、「着地型観光におけるガイド育成におけるガイド育成に関する検討ーホスピタリテイに基づく教育訓練の試案の提案ー」、「労働集約型サービス業における上位役職者の関与と従業員のEngagementの関連性に関する一考察ーマネジメント・コントロール・システムの視角からー」を含む3編でした。いずれも新しい分野を切り開く試みの研究で、若い研究者に期待したいと思います。経営分野の学会に興味のある方は、参加されたらいかがでしょうか?

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大村市「まち・ひと・しごと創生検討委員会」に出席~特徴のある総合戦略や「大村湾地域経済圏構想」を提唱する市

8月8日午後、珍しくうだるような暑さの中、長崎県大村市第1回「まち・ひと・しごと創生検討会議」に委員長として出席させていただきました。大村市は、長崎県でも珍しく人口が増加している市です。「人口増加」に向けて、「子育てしやすい街作り」により合計特殊出生率の2019年度目標を1.9にしているほか、「魅力ある仕事作り」のために、新工業団地の就業者数を500人とするなど、9~10万人規模の都市としては、特徴のある総合戦略を打ち出し、着々と政策を進められています。中でも私が注目したのは、「小中学校の標準学力検査結果(市内平均/全国平均値)を100%とする目標を掲げている点です。小中学校の学力レベルを高めることにより、移住したい街を作ることを意味していると思い、東京都など大都市圏では、学力の高い公立学校がある地域には人が集まる傾向にあり、上場企業・優良企業の企業誘致が進む大村市でもある程度同様のことが言えるのではないかと思います。もちろん、教育の目的は学力の向上だけではありませんので、誤解を招かない説明は必要でしょうが。また、「大村湾地域経済圏構想」(大村湾を囲むエリアを一つの経済的地域共同体として地域経済圏の成立を目指す)を作成しており、人口100万人の地域連携を目指しておられるのも意欲的と評価できると思います。

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8月9日は長崎原爆の日~「蝉時雨 爆心地に佇つ老夫婦」

8月9日は長崎の誰もが過去の悲しみをこらえつつ静かに迎える、長崎原爆の日。長崎の平和公園に隣接する爆心地は丘の下にあり、夏の日には蝉の声が絶えません。普段は修学旅行生が訪れる爆心地公園に、暑い夏の日に、杖を突いた老夫婦が来ていました。「被爆の実相」を後世に伝えていくことが必要ですが、体験者の高齢化は急速に進んでいます。被爆の体験も、蝉の儚さのように消えていくのでしょうか、いいえ、永遠に伝えることが必要なのです。この世に本当の平和が訪れるまでは。「蝉時雨 爆心地に佇つ老夫婦」

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飛行機で読んだ一冊の本⑭~「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」「三尺寝若き一日の夢を見る」

夏の暑い日が続き、疲れが溜まってくるころではないかと思います。8月4日東京都庁の会議からskymark最終便で神戸経由長崎に戻り、5日6日は体調を整えるために長崎でゆっくり過ごしました。「三尺寝若き一日の夢を見る」(原句:まどろみて緑陰渡る若き風)。「三尺寝」とは、昼寝のこと。夏の土日の昼寝は楽しい。昔は、夏は軽井沢や蓼科や箱根に避暑に行っていましたが、その後ハワイに変わり、今はひっそりと長崎リゾート生活を楽しんでいます。

8月3日の長崎から東京に移動する飛行機で読んだのが、鈴木康之著「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」でした。「コピーの名作」と言われる作品を集めた良書で、僕が講演したりコラムや書籍を書いたり、テレビ・ラジオに出演するときのヒントが満載です。僕は、文章やコピーを読んでくれるだけでなく、記憶に残ってもらうためには、「感動を与える」ストーリーも一つの手段ではないかと思ってエッセイなどを書いてきました。この本に紹介されている数ある「名作」の中で、鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」ほど印象に残るものはありません。「品質に自信のあるシューズが生まれた。しかし、知名度が全くなかった。販路もなかった。自ら行商に出た。地方を回った。旅館には泊まらず駅のベンチで寝た。ろくなものを食べてなかった。やがて肺結核にかかった。(中略)会社の4畳半の宿直室に布団を敷き、闘病生活が始まった。喉まで結核菌に冒され声帯が破壊されて声が出なくなった。毎朝社員を病床に呼び、言いたいことを紙に書いて仕事を続けていった。死期が近づいていることを感じていた。(中略)次はマラソンシューズの開発に没頭した。走るとマメができて当然。マメを克服してこそ一流という時代だった。しかしマメができないシューズがあれば、もっといい記録が出るはずだと考えた。早速マラソンに関する文献を貪り読んだ。欧米の研究書や日本の特許もくまなく調べた。しかしまだ科学的に研究されていない時代であり、答えはどこにも見つからなかった。」(p.113-114)アシックスの創業者の物語です。畳みかけるような展開に、最後まで読みたくなる文章です。こんな文章が書けたらと思います。

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東京都市場問題PT第11回会議に出席~豊洲市場の土壌汚染について+まとめ

8月4日午前11時~12時半、東京都市場問題PT第11回会議がインターネットテレビ中継・マスコミ公開の下で開催され、専門委員として出席しました。テーマは「豊洲市場の土壌汚染について」であったので、技術面の発言は差し控えさせていただきましたが、次の2点について、意見を申し上げました。

第一に、地下水管理システムの運用に関し、地下水位管理を「AP+1.8」の水準とすることが行われていますが、実際には守られていない地点が多く、その原因が、台風や大雨時の雨水の流入による水位の上昇であることが分かった。それであれば、水位管理を通常時と異常時(台風・大雨時等)に分け、水位基準を設けて管理することが必要であること

第二に、豊洲市場用地は法律的に安全・安心であり、「安全宣言」は不要であるが、今後も管理を行うことが必要であり、PDCA管理が望まれる。その際に、情報発信側と受信者側の情報ギャップを、科学的事実の説明を中心に、できるだけ解消していくコミュニケーションが求められ、直接の説明会・ネット配信・マスコミ活用など、手段を工夫することが必要となること、このような努力により、風評被害は時間がかかっても解消に向かうこと、議会や住民に対する「説明の技術」が市場問題のみならず地方自治体の事業にとって今後さらに求められること、

を意見として申し述べさせていただきました。

思えば、小池都知事が就任され、2016年8月に市場問題PTが開始されてから、1年になろうとしています。私は、経営・経済の専門家として、市場会計・流通機構・民間的経営手法等の面で意見を申し上げ、小島座長や他の専門委員とともに、「豊洲移転案+築地改修案」のシナリオをPTとして提案してきました。経済合理性や現実の市場経営面からだけでなく、様々な意見の集約を経て、この記述に至りましたが、これを具体的に実行する際や、今後の市場管理に更なる知恵と実行力が求められることは言うまでもありません。特に卸売市場の経営管理については、第一次報告書にも盛り込んできた通り、新しい組織・経営人材・民間経営発想への転換が必要になります。多くの課題を残してはいますが、一定の方向性を明確に示すことができたと思います。4日の議論を整理し、第二次報告書としてまとめるとともに、知事に報告し、市場問題PTは終結となります。

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初めての亀岡(京都府)訪問~「遠雷や虫鳴き初めし京の宿」「神木の緑陰に入る吾一人」

亀岡に初めて訪れました。亀岡は、東洋文化研究家・アレックス・カー氏の拠点であるとは、本人から小値賀や平戸でお聞きしていました。彼の「美しき日本の残像」(新潮学芸賞受賞)には、亀岡の天満宮に住んでいて、元々大本教国際部に勤めておられたことが書かれています。今回はお会いしませんでしたが。夜中、遠雷が鳴り響き、稲妻も光り雨となりましたが、雨が止むと、軽やかな虫の音が心地よく聞こえました。「遠雷や虫鳴き初めし京の宿」また、「野間の大ケヤキ」(樹齢1,000年、幹周14㍍)に立ち寄り、このご神木の茂みが悩みを払ってくれるような気がしました(画像)。「神木の緑陰に入る吾一人」(原句:炎天に悩みを払う大ケヤキ」)亀岡城(亀山城)は、明智光秀が1578年から築城し丹波を平定した後、1582年本能寺の変を起こし、逃走中に討ち死にしたことでも有名です。また、明治維新以降は、1919年、新宗教「大本(おおもと)」の指導者・出口王仁三郎が城を購入し、政府は、大本に警戒を強め、1935年「第二次大本事件」で弾圧が加えたという歴史があります。このため、司馬遼太郎は、亀岡城は、明智光秀と出口王仁三郎という二人の謀反人を出したと評しています(「街道をゆく」)。不思議な運命の城です。「光秀の命脈々朱夏の城」「蓮池に明智の命亀岡城」。

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