鉄川輿助の書評を書きながら空から景色を眺める秋が来ました~「雁になり降りたし東京デイズニーに」「伊木力(いきりき)は温かき大地や青蜜柑」

9月9日大村市内の居酒屋「つんなも」で長崎・大村・諫早文化人の会に出席させていただきました。長崎から大村にJRで移動中、長与線経由だったので、まず蜜柑畑の谷を見下ろしながら、汽車が進みました。「伊木力(いきりき)は温かき大地や青蜜柑」(原句:伊木力の青き蜜柑の谷越えて)。俳句の先生に蜜柑畑の画像をお送りしたところ、「山の頂上近くまで蜜柑畑を伐り拓く勤勉な人柄が読みとれますね。」という感想が返ってきました。また、線路が大村湾のすぐ近くを走り、全国でも珍しい「静かな海面」を楽しみました。「薄野(すすきの)の傾ぎ大村の海藍し」(原句:大村湾薄越しなる水面かな)。「岬の端の薄の群落が湾からの風に翻弄されるように、真っ青な海原に吸い込まれるように傾き打っている様子」と先生からコメントをいただきました。次の10日、長崎から東京への飛行機の中で、長崎市長崎学研究所紀要への寄稿のご依頼があった、喜田信代著「天主堂建築のパイオニア・鉄川輿助ー長崎の異才なる大工棟梁の偉業」の書評を夢中で書いていました。ふと、眼下を見ると、東京デイズニーランドが手に取るように見えました。「雁になり降りたし東京デイズニーに」

逕サ蜒・7-09-13-11-19-26-938_deco

カテゴリー: 世界日本経済, 俳句, 建設, 科学技術, 経営, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

長崎フランス料理の会食~隠れ家的レストランでの上質な時間

9月8日夜、私の仕事での進展と学位論文の終了を祝って、長崎のロアジス坂本でのフランス料理の会食にご招待いただきました。ここは、隠れ家的レストランで、丸山の路地を入ったところにひっそりとありました。お料理も魚がアラ(クエ)、長崎牛など、土地の食材をふんだんに使った上品なフレンチでした。この歳になって学位論文もどうかと思いましたが、人生の中で、やり残したことの一つだったので、東京の学会の会長や長崎の諸先生方の勧めもあり、仕事や講演や東京都専門委員等の合間を縫って、これまでの学術論文以外に、論文を作成しました。敢えて難しいテーマにチャレンジすることを勧めてくださり、これまでの経験から得られた知見を科学的に一緒にまとめてくださった指導教官(主査)をはじめ、ご指導いただいた先生方に心から感謝しております。論文をベースとした新しい本を出版したいと思います。

逕サ蜒・504920754469

カテゴリー: 人生, 教育, 未分類, 長崎, | コメントは受け付けていません。

学位論文の公聴会で論文概要説明をさせていただきました~ご出席いただいた各界の皆様有難うございました

9月7日、長崎市内で私の学位論文の公聴会が開催され、大学関係者のみならず、マスコミや企業の方々にも来ていただきました。有難うございました。論文は「地域振興における効果的な人口・観光・物産振興政策のあり方~長崎県の事例を踏まえて」(本文108ページ)。過去7年間に公表した学術論文6編(査読付き)のエッセンスも含め、新たに地方自治体の「政策選択」と、地域全体でそれを実行する「地域経営」能力・手法をリンクさせたフレームワークを提供する内容となりました。地域経済・地域経営の枠組みと手法の理論化(統計解析手法を含む)と、実証・事例分析を、今後も行って行きたいと思います。会場からは、産業政策などに関する前向きのご質問や、各先生から励ましのお言葉を多くいただきました。

1504812925274

カテゴリー: 世界日本経済, 教育, 科学技術, 経営, 街作り, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

築地は集客都市ー先端医療と市場と~「秋光の都築地に人溢れ」

9月5日早朝から築地に行くと、国立がん研究センター中央病院と築地中央卸売市場が向かい合って、いずれも人であふれていました。先端医療と市場と、目的は異なりますが、日本人も外国人も集まる「集客都市」です。「秋光の都築地に人溢れ」「天高し築地に人の溢れけり」。高い秋の空のように、築地が「明るい未来を描く街」であって欲しいと思います。築地市場も5年後に大きく生まれ変わることと思います。5日は、JALニューヨーク便のエンジントラブルで羽田空港の離着陸が大幅に遅れ、長崎に戻ったのが22時ころでした。7日は午後から、私の学位論文の公聴会が開催されます。

カテゴリー: エンターテイメント, 世界日本経済, 俳句, 東京, 街作り, 観光, 長崎, | コメントは受け付けていません。

パワースポットの島・壱岐~deepな壱岐を探訪してみました「秋日和双六古墳の葉ずれかな」「漁り舟発てば寝覚めの秋の宿」

9月2日・3日、deepな壱岐を探訪してみました。ありきたりの観光に飽きてしまった方も、壱岐初心者も、それぞれに満足できる資源を兼ね備えているのが壱岐だと思います。私も一支国博物館建設委員会の事務局や、観光振興計画策定や新庁舎建設等の委員会の委員長を務めさせていただいてきましたが、ゆっくり島内の資源を見て回ることができていません。今回は、久々に一支国博物館や松永安左衛門記念館をご案内いただいたほかに、パワースポット巡りをしました。例えば、壱岐のモンサンミッシェルともいうべき小島神社、巨岩と対話する猿岩、対馬海峡の荒波を呑み込む蛇が谷(辰の島)ともう一方の「鬼の足跡」、月讀神社と住吉神社、双六古墳を始めとする古墳群など、沖縄と明日香を一つにしたような観光資源の豊富さです。「秋日和双六古墳の葉ずれかな」。勝本の双六古墳(前方後円墳)の周りを歩いていると、竹の枝と葉がこすれる音がして、秋の気配を感じました。一方、仏教・神道のあらゆる信仰をワンストップにした諸津観音と「ナニコレ珍百景」に紹介された、山田作太郎さんの二代にわたる石積みと言った話題の資源もあります。マイブームは春になると歩き出すような「お宝地蔵」ですが。今回は、高台からの眺めが美しく、泉質が優れた、湯本温泉の壱岐島荘(国民宿舎)に泊まりました。「漁り舟発てば寝覚めの秋の宿」。朝は漁師の出漁の船の音で目が覚めます。(画像は、小島神社。干潮になれば神社のある小島に歩いて渡れる。)

Version:1.0 StartHTML:000000222 EndHTML:000004581 StartFragment:000004054 EndFragment:000004472 StartSelection:000004054 EndSelection:000004472 SourceURL:http://kikumoriatsufumi.com/wordpress/wp-admin/post-new.php譁ー隕乗兜遞ソ繧定ソス蜉 窶ケ 闖頑」ョ豺ウ譁・ヶ繝ュ繧ー 窶・WordPress

逕サ蜒・017090313470000

カテゴリー: エンターテイメント, 俳句, 友人, 環境, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

長崎の夏から秋への移ろい~「露草の玉に写りし外国船」「月光に写真の父は微笑みぬ」「秋の海滑る漁船の帰投かな」

9月1日、今日から早くも9月。暑かった今年の夏も、東京都庁の市場問題PT会議、長崎市総合計画審議会、京都での学会全国大会、佐世保市・壱岐市のコンペのプレゼン、内閣府IR協議会の公聴会での意見表明、学位論文の加筆とプレゼン資料作成と忙しく、気が付いてみたらもう9月になっていました。この1週間、朝晩は秋の気配が感じられます。美しいものは長崎の洋館の庭にある露草の朝露の水玉に映る外国船。「露草の玉に映りし外国船」。夜中、開け放したガラス戸から来る冷気で目が覚めると、壁に白い月光が射し込み、亡き父の姿かと、はっと身を起こしてしまう。「月光に写真の父は微笑みぬ」(原句:「月光や亡き父壁に微笑みて」)夕方、長崎から博多に向かう車窓から、秋風に大村湾の夕陽が沈もうとしており、小舟の漁師が帰りを急ぐ影が小さく見えます。「秋の海滑る漁船の帰投かな」「秋濤は鏡の如し漁船ゆく」(「帰投」は漁港に帰ってくること)穏やかで美しい長崎で暮らす喜びをふっと感じるひと時です。

カテゴリー: エンターテイメント, 俳句, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

会議スペースの重要性~「がっちりマンデー」を見てスペースの使い方を考えた

8月27日朝の「がっちりマンデー」で、「地味チェンジ」の例として、ビッグエコーが昼間の空き時間を利用して会議室として貸出している話題が取り上げられていました。私の整理では、「不動産ビジネスモデル」です。東京都心で学会の打ち合わせや、コンサルや商談をする場合に、小さくても会議室が必要になる場合があります。情報が外部に知られても差し支えない打ち合わせは喫茶店を使えばいいですが、外部に知られてはいけない場合、関係者が集まりやすい駅近くの喫茶ルノアールの会議室やTKPの会議室を、時間借りすることがあります。会議スペースは社内でも重要ですが、特にお客様との商談・打ち合わせスペースは業容拡大に取り組む企業にとってキーになります。大企業や弁護士・公認会計士事務所では多くの会議室を用意していますが、社内スペースを十分に取れない企業も多いと思われます。また、以前は、書籍を執筆する場合など、期限のある原稿を書くために、出版社が用意してくれたホテルのビジネス・スペースに籠ることもありました(時々出版社の担当者が来られて原稿の進捗を聞かれることもありました(笑))。翻って現在私が仕事をしている、ながさき地域政策研究所では、近年のお客様との打ち合わせ回数の増加に対応するために、研究員の声を反映して、応接室を無くし長崎港が見える海側の部屋を、10人位が使える会議スペースにしました。シンクタンクでは、研究員が静かな環境で考えたり作業できるスペースと、外部からのお客様と打ち合わせできるスペース、内部でブレーンストーミングできるスペースが必要です。また、相手が外部・内部を問わず、会議室には自由に図を描ける白板や、その場でプレゼンできる機材も部屋ごとに必要です。スペースの使い方次第で、お客様の満足度や仕事の効率が違ってくると思います。もちろん、内部の形式的な会議は無くすべきですが。

カテゴリー: 投資, 東京, 経営, 長崎 | コメントは受け付けていません。

長崎歴史の学校近代化遺産コース第1回「近代長崎の始まり」を講義させていただきました

8月24日夜、長崎市主催の「長崎歴史の学校29年度近代化遺産コース」第1回講義「近代長崎の始まり」を担当させていただきました。これから6回にわたり、長崎近代化遺産研究会が担当させていただき、長崎の明治から戦後復興・現代に至る歴史をシリーズで講義する第一回でした。貿易都市から重工業都市への変貌、交通路・上下水道・通信・エネルギー等都市インフラ整備の大きな流れを話し、その後、産業史の流れとして世界遺産「明治日本の産業革命遺産」について、28年度に作成したDVDなども交え、話しました。幕末から明治にかけての長崎は日本の産業と都市インフラをリードしており、その基礎が、海軍伝習所等の外国の科学技術によってもたらされ、日本人の創意工夫で造船・鉄鉱・石炭等の技術水準を高めてきました。近代化遺産の学習方法や参考文献も説明させていただきました。小中学校でも明治以降、特に戦後の日本の歴史は余り学習する時間が取れなくなっているようですが、日清・日露戦争に始まる戦争や、原爆という極めて不幸な現実を乗り越えつつ、日本の産業・インフラの基礎を形成したことは特筆すべきだと思います。多くの若者に長崎の歴史の「事実」と「意味」を学んでいただきたいと思います。

カテゴリー: 世界日本経済, 建設, 教育, 科学技術, 経営, 街作り, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

東京都庁専門委員(市場問題PT)の任務を終了いたしました~豊洲と築地で新しい東京と日本の「食」の未来を切り開いていただきたい

8月22日、東京都庁専門委員(市場問題PT)(特別職)の任務を全て終了いたしました。市場問題プロジェクトチームは、平成28年9月29日に第一回会議が開催されてから、29年8月4日の第11回会議まで、計11回の公開会議を開催してきました。東京都都政改革本部・中央卸売市場の皆さんには、特にお世話になりました。真摯にご対応いただき、大変感謝しています。各専門委員の報告書と、各会議の画像・配布資料は全て東京都庁のホームページに公開されています。多くの公営企業等の経営立て直しや経営アドバイスを行ってきた経験、また水産業・農業の流通まで含めた経営改革をお手伝いしてきた経験を、6月5日の第1次報告書案に多少なりとも盛り込むことができたのではないかと思います。今後は、オリンピック・パラリンピック、国際金融都市化を控えた東京都は、「和食」や先進的市場経営で世界をリードしていただきたいと思います。そのためにも、豊洲市場経営・築地再開発をハード整備だけでなく、経営等ソフトも充実させることが不可欠です。豊洲と築地の経営を両方成り立たせる事業スキーム及び民間的経営手法や、現場感覚も必要になると思います。東京都に期待しています。

カテゴリー: 世界日本経済, 建設, 投資, 東京, 環境, 経営, | コメントは受け付けていません。

内閣府「IR整備推進会議とりまとめ」説明会・公聴会で意見表明をさせていただきました

8月22日午後0時半から2時半まで福岡で行われた、「特定複合観光施設区域IR整備推進会議とりまとめ「観光先進国」の実現に向けて」に係る説明会・公聴会に出席し、意見表明をさせていただきました。これは内閣府IR整備本部が主催されたもので、意見表明は一般1名、団体4つ(九州経済連合会・佐世保商工会議所・西九州統合型リゾート研究会有識者委員会・福岡県弁護士会)、行政3団体(長崎県佐世保市IR協議会・佐世保市・長崎県)から行われました。私は、西九州統合型リゾート研究会有識者委員会の代表として発言をしました。発言内容は、次の通りです。

このたびは、意見表明の機会をいただき有難うございます。2007年から約10年間にわたり西九州統合型リゾート研究会活動を支援させていただき、2012年に同有識者委員会・委員長として、「日本を元気にする九州の提案」と題した構想を纏めさせていただきました。今日は、意見表明として、三点意見を申し述べさせていただきたいと思います。

第一に、取りまとめていただいた「観光先進国の実現に向けて」は日本の観光を世界標準に変える大きなきっかけになり、長崎・九州はこの取りまとめに沿ってIR導入に積極的に取り組んでいくべきと思います。特に長崎のテーマパークや九州全域の歴史文化資源・温泉地などの観光地や豊富な「食」を求めて急増している外国人観光客をさらに増やすことが、地域総生産GRPを高め、若年層を含む雇用を創出し、IRは大きな起爆剤になると考えます。2012年時点の推計ですが、IRに仮に500万人の来場、初期投資500億円を想定すると(今となっては、小さすぎる想定かも知れませんが)、2,500億円の経済波及効果、11,000人の雇用創出が見込まれます。現在は、技術革新やインフラ整備が進んでいるので、さらに大きな投資も可能になっています。

第二に、IRは世界的にも新しい概念で、MICE機能等多様な機能を展開する複合的な施設であり、従来の観光を変えることになると考えます。長崎・九州IRは、「日本の産業革命発祥の地「長崎」からの新たな観光産業革命」を基本コンセプトとし、①ゴールデンルートから地方への人の流れの創出、②離島の魅力を活用したり、環境エネルギー・ロボット・IoTを利用した新しい「国際ビジネスフロンテイア」の開拓など、「産業革命」ともいえる付加価値の高いビジネス展開と、若い人材の育成に積極的に取り組んでいくべきであると考えます。

第三に、社会的リスク対策に万全を期し、地域の合意形成を図ることがIRを成功させる基盤であると考えます。特に、青少年対策や依存症対策など、国の方針以外にも地域の方針を決めて、観光だけでなく、「地域に親しまれるIR」を目指すことが、安定的なIR経営の基本だと思います。

このほか、地域活性化の循環サイクルの創出や、交通アクセス対策と言った課題はありますが、一つひとつ乗り越え、世界から評価されるIRを成功させることが必要と考えます。

カテゴリー: エンターテイメント, 福岡, 経営, 観光, 長崎 | コメントは受け付けていません。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 126