NBC長崎寄席に行きました~一人で何役もこなす落語の面白さ

10月26日午後、NBC(長崎放送)主催の長崎寄席に行きました。今回は、入船亭扇辰(せんたつ)独演会で、前座は林家ひろ木氏(本当は「二つ目」)でした。扇辰師匠は当初2つの演題の予定が、羽田空港台風のため発着が遅れて、開演も遅れたお詫びということで今回3つの演題を聞かせてくれましたが、最後の若い医師による精神異常に陥った遊女の身受けを巡る訴訟の「大岡裁き」がとても面白かったです。落語の面白さは、たたみかけるようなストーリー展開、特に「落ち」の面白さにかかっていると言えますが、落語家が声色やしぐさを使い分け、一人で何役もこなす演技力の面白さもあります。僕が講演する際にも、前者の、ストーリー展開の面白さは大事で落語を参考にしていますが、後者の演技力はなかなか付いていけません(笑)。

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