LaVie

5月4日朝、KTNギャラリーで開催されていた「下村廣一LaVie展」を見に行きました。下村氏は戦前の京城大学出身で、少年のころから絵の才能を発揮していましたが、青年時代戦争のため、絵を描くことが「非国民」と言われ描けなかったそうです。長崎に住むようになって絵を描き始め、87歳になる今も長崎市茂木町のケアハウスに住んで、絵を描いておられます。本人ともギャラリー会場でしばしお話しさせていただきました。私が驚いたのは、油絵による水面の写実的な表現です。長崎市神島から見た五島灘の夕日、ハウステンボスの港の風景、上高地・白馬の山脈と川の流れ、雲仙白雲の池、イングランドの夕日など、「水」「空」の巧みな表現には驚きました。ご本人に聞くと、子供の時、絵を先生から誉められたのが、絵を描こうと想うようになったきっかけだそうです。「誉めて育てる」ことがいかに重要か良く解りました。と同時に、長崎県内には、絵の構図を取りやすい画材が一杯あることを再認識しました。私はエッセイを書いているので、長崎県は題材に困らないと思っていましたが、絵も同様だと思いました。

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