2020

9月3日午前5時45分のモーニングサテライト(東京12チャンネル)でも取り上げられていましたが、8日には東京2020オリンピックの招致結果が判明します。東京2020オリンピック・パラリンピックの経済効果は、全国ベースで約3兆円(東京1.7兆円)になると、一般社団法人東京建設業協会が発表しました。これは大きな経済効果で、安倍首相の「国土強靭化計画」を後押しすることになり、また、海外観光客を増加させる「観光立国戦略」にも沿うことになります。前の東京オリンピックは、1964年、私が小学5年生の時で、三重県伊賀上野にいるとき、開会式をテレビで見たことを今でも鮮明に覚えており、「日本も国際社会の仲間入りをしたんだ」という実感が子供ながらにありました。その後小学6年生の時に、国際交流・国際協調の必要性を書いた作文コンクールで受賞しました(笑)。ALWAYS三丁目の夕日の年でした。私はその時の感動が忘れられなくて、2010年1月に「広島・長崎を中心としたオリンピック開催構想」を作成し、長崎市役所と検討したことがあります。今となっては笑い話なのでこのブログに書いてますが、長崎の投資額が800億円、運営費が80億円と、比較的小さな予算額で「平和の祭典」オリンピックを誘致するものでした。その時、今後先進国がオリンピックを誘致するためには、オリンピックにお金をかけすぎないことが必要となるとの考えから、オリンピック施設を臨海部に安価に建設する技術・ノウハウを用いる案でした。その後、東日本大震災が起こり、しばらくはオリンピックどころではなくなりましたが、懐かしい思い出です。この時の検討が、私にとっては、もっと投資額を抑制して国際会議や学会(平和・国際交流に関する会議を含む)を誘致し、国際文化観光都市長崎をつくるための「MICEセンター」構想の伏線となっていきます。東京オリンピック招致の成功を祈り、決定の際には、長崎県もスポーツ・平和など、呼応した会議を誘致したらいいと思います。

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