2014年も今日・明日を残すのみとなりました。今年を振り返ると、世界経済がアメリカ経済が順調に景気拡大に向かいつつある一方、EU・中国が景気減速・デフレ傾向が顕著となる中で、日本の景気が消費税増税後鈍化し更なる金融緩和により円安が急速に進行するという、環境が激変する年でした。長崎では長崎市のMICE（コンベンションなど）、長崎県・佐世保市のIR（統合型リゾート）、二つの世界遺産（産業革命遺産・長崎の教会群）といった大きなプロジェクトに関わらせて頂き、思い描いてきた「新しい観光県」が少しづつ動き出したと思います。また、先生方のご指導を頂き、学会での研究発表が3件（全国大会・関東支部・九州支部）論文集への掲載が2件となりました。また、海外視察で大村市とベトナムに行き、経済成長に驚いた年でもありました。さらに新たな若い経営者や熟達の経営者にも多くお会いすることができました。年末・元旦は東京で静かに過ごし、未年を迎えます。私は未年生まれですが、相場格言で未年は「辛抱」だそうです。しかし、日本には新しい変化の芽が大きく膨らみつつあり、良い年になりそうです。12月31日午前8時25分のNBCラジオ「おはようコラム」で、「2015年長崎県経済に影響を与える三つのイベント」と題して、東京からお話させて頂きます。来年もよろしくお願い致します。（画像は佐賀県側から島原半島を臨む風景。手前の海は有明海。静かな雲仙と海のコントラストが美しい。2014.12.27特急「白いかもめ」から撮影。）
