飛行機で読んだ一冊⑮~「世界を動かす巨人たち(経済人編)」

今年のような暑い夏は、体が疲れていたり、やる気が減退したりします。そのような時は、心に安らぎを与えてくれる本が一番いいと思います。私にとっては、先人の経験を書いた本を読むのが一番楽しい。その点で、各種の仕事を離れて経済人や政治家の経験を書いた自叙伝や、先人達を扱った評伝は、自宅や飛行機や避暑地でゆったり読むには最もふさわしいと思います。8月中旬の長崎ー関西間の移動中に読んだのが池上彰著「世界を動かす巨人たち(経済人編)」でした。扱っているのは、私がアメリカで会って人生で大きな影響を受けたウオーレン・バフェット氏、長崎大学にお招きして講演して貰ったジャック・マー氏(アリババグループ)、私が20-30歳代にアメリカで実業家としての辣腕ぶりを目の当たりにしてきたドナルド・トランプ氏、メデイア王ルパート・マードック氏、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、アマゾンのジェフ・ベゾス氏、facebookのマーク・ザッカーバーグ氏などです。世界的な投資家バフェット氏にしても、「チューインガムを売り、コカ・コーラを売り、新聞配達をして稼いだ金が、(26歳には1億円をはるかに超える金額となり)手元の雪のかけらを転がし続けたらこれだけ大きな雪の玉になったのです。」(p.89)と紹介されています。アマゾンは何故書籍から始めたのか(p.135)など、現在でも実行できる、人生やビジネスのヒントが多く隠されています。

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