離島特区の創設与野党大筋合意~さらなる離島振興を

5月6日の日経新聞2面に「離島特区創設へー与野党大筋合意~領土保全の狙いも」という記事が掲載されました。「議員立法で各党が共同で提出し、今国会中の成立を目指す」と書かれています。私は「やっと離島特区が出された」と思います。国全体から見たら領土保全、国土と国民を守るという最も基本的な政策目的であり、長崎県内の4大離島を含め、多くの離島を擁する長崎県から見て、島民の生活を守り産業を振興するという最重要課題の一つです。私は、2004年11月から対馬市行財政改革推進委員会委員長や、2011年11月から壱岐市観光振興策定委員会委員長を務めさせていただき、また2009年7月から長崎県離島基幹航路運賃対策協議会委員をさせていただいた経験から、離島に対しては財政、産業、交通・エネルギー・医療福祉・人材育成等インフラの面から国・県の支援をさらに拡充することが必要であると思います。離島のハンデイをプラスに転換する行政・民間の手法もあるので、ながさき地域政策研究所においても離島研究センターを設置して、これらのテーマを引き続き実践的に研究し、政策企画力向上につなげていきたいと考えています。(画像は船から見た美しい対馬厳原の港の風景です。2011年2月9日撮影。)

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